【ワシントン、モスクワ時事】ヘーゲル米国防長官は１５日、ショイグ・ロシア国防相と電話で会談し、ウクライナ情勢などをめぐり協議した。
国防総省によると、ショイグ氏は、ウクライナ東部へ人道支援物資を運ぶロシアの車列にロシア兵の関与がないことや、物資搬送を軍事介入の口実として利用しないことを「保証」したという。
ショイグ氏はまた、支援物資が赤十字国際委員会（ＩＣＲＣ）の協力とウクライナ政府の条件に基づいて分配されることも確認した。
一方、ロシア側の発表によると、ショイグ氏はウクライナ軍の戦闘停止に加え、ロシアの支援物資と避難民が往来できる「人道回廊」の設置が必要だと訴えた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014081600074