真夏の夜の淫夢 [973986617]

密林で11日間生き抜いた3歳児。命を救ったのは名もなき子犬だった
2014年08月15日 16時00分

ロシアの辺境・サカ共和国で3歳の少女が奇跡の生還を果たした。11日間もの間、彼女が生き長らえることができたのは、野イチゴと川の水、そして、名もなき子犬のおかげだった。

タイガに迷い込んだ少女
少女の名前はカリーナ。7月29日、自宅近くで遊んでいた彼女は、父親が外出する後を追ったという。その地域はタイガと呼ばれる針葉樹林が密集するエリアで、父親が小さなカリーナが追ってきていることに気付かなかったそうだ。

父親を追っている間に、鬱蒼と茂るタイガの奥へ奥へと侵入してしまったカリーナは、ついに右も左も分からなくなり、その場にうずくまってしまった。

一方、自宅では、祖母がカリーナがいないことに気付いた。しかし、父親と一緒に行ったのだろうと思い込み、特に心配することもなかったという。

数日後、干し草作りの仕事をしていた母親が戻り、夫に電話をかけた。その地域では通電の状態があまり良くなく、数日つながらなかったとか。

ようやく夫と電話がつながり、そこで初めて、カリーナが行方不明になっていることが分かったそうだ。

すぐさま100人ほどのレスキュー隊が出動。しかし、カリーナよりも丈のある針葉樹林が生い茂るタイガ。上空のヘリコプターからも、地上のレスキューも、ついに彼女を見つけることができないまま、行方不明から10日が経過した。

少女の命を救った子犬
10日目、タイガから1頭の子犬が戻ってきた。当時まだ名前も付けられていなかった飼い犬だ。

犬を見た瞬間、そこにいた誰もが絶望したという。夜間はマイナスまで気温が下がるタイガ。
そのうえそこは、野生の熊やオオカミが生息する一帯だったため、最悪犬が一緒であればカリーナは暖をとることができ、犬が野獣から彼女を護ってくれる可能性もあったためだ。

以下ソース
http://irorio.jp/46shiro/20140815/155620/