福山市南部の沼隈半島を南北に走る県道、通称グリーンライン周辺の美化などに取り組むＮＰＯ法人
「グリーンラインを愛する会」（丸山孝志理事長）は、２００３年から続けてきた捨て犬の保護活動を無期限で休止した。
最近は、保護した犬の新たな飼い主が見つかりにくくなったことなどから、関係者は「活動の問題点を洗い出し、
再開できるか検討したい」と話している。 （佐藤祐理）
グリーンラインに、ごみの不法投棄などが目立っていたことから、周辺の住民が００年に同会を結成し、
沿道の清掃などをしている。山中を走る同ライン周辺には犬が捨てられることもあった。このため、捨て犬を保護し、
寄生虫やダニなどを駆除。ボランティアに一時預かりをしてもらい、虐待されたり、捨てられたりした犬の恐怖心を取り除き、
人間への信頼感を取り戻すとともに、新たな飼い主を探してきた。これまでに３０頭以上を救った。
しかし、最近は新たな飼い主が見つからず、一時預かりのボランティア宅に、１年も滞在するケースもでてきた。
長期化は、経済的負担も大きく、ボランティアのなり手もほとんどいない。
捨て犬を保護し、同会に持ち込む人が、飼い主探しに協力してくれるケースもほとんどないという。
同会のメンバーは「飼い主を見つけなければ、場所を変えた捨て犬と同じ」とため息をつく。
同会では、ドッグトレーナーを雇い、一時預かりのシェルターを設けることなども考えたが、膨大な資金が
必要になることから断念。７月中旬に、理事会で休止を決めた。
丸山理事長は、「これまで何とか力を合わせてやって来たが、八方ふさがりの状態になった。ただ、
現状はあくまでも一時休止。再開に向けてどういったことが問題なのか、時間をかけて考えたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20140816-OYTNT50055.html
あ 犬は興味ないのか
ｷﾓｯ
いちいち反応して火消しは大変だのう