ドイツ「アメリカのスパイがドイツ政府の人間を盗聴してた！」→ドイツもアメリカにやってたのが判明 [598162714]

ドイツ誌シュピーゲル電子版は１６日、ドイツの情報機関が少なくとも１回、ケリー米国務長官の通話を傍受し、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）の同盟国であるトルコに対しては２００９年からスパイ活動を行ってきたと報じた。
ドイツではクリントン前長官への盗聴が行われたと報じられたばかりで、米情報機関のドイツ国内でのスパイ活動を厳しく批判してきたメルケル首相に対し、野党から説明を求める声が上がっている。
シュピーゲルによると、ドイツ連邦情報局は１３年、ケリー氏の衛星電話での会話を傍受。内容は中東情勢についてだったが、ケリー氏は本来の盗聴対象ではなく傍受は「偶然」だったとされる。
クリントン氏の会話も１２年、少なくとも１回、盗聴した。相手は国連のアナン前事務総長だったとされる。（共同）

ケリー米長官の会話盗聴か　独情報機関、トルコも監視
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140817/erp14081708200005-n1.htm

独紙南ドイツ新聞（電子版）は１５日、独情報機関の連邦情報局（ＢＮＤ）が過去、米国のクリントン前国務長官の電話の会話を最低１回傍受していたと報じた。ＢＮＤは北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）の関係者も盗聴していたという。
ドイツは先月、米国のためにスパイ活動をしたとしてＢＮＤの男を逮捕している。男はこれらの盗聴に関する文書を米国に提供しており、ケリー米国務長官は最近、シュタインマイヤー独外相に問題を指摘した。
クリントン前長官の電話傍受は国務長官在任中で、独政府筋は同紙に対し、他の関係者の盗聴の際に偶然、傍受されたと説明。記録を破棄していなかったのは「愚かな行為」とし、その後、関連文書は廃棄されるようになったという。
両国間では昨年、メルケル独首相の携帯電話への盗聴疑惑が浮上。先月には米側による独国内でのスパイ疑惑が相次いで独側が反発し、国内に駐在する米情報機トップに国外退去を求める事態になっていた。

独、クリントン米前国務長官の電話を「偶然」盗聴
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140816/amr14081609440002-n1.htm