【勝ち組】立ち食いそば屋が潰れない秘密が判明 [887331373]

「100円マック」の大ヒットなどでデフレの“勝ち組”と見られてきたマクドナルド。

しかし、昨年度に110店、そして今年度も74店もの閉鎖をすることを明らかにし、飲食業界の厳しさを改めて教えてくれた。
しかし、そうしたなかにあって、いつも不思議に思っていたのが立ち食いそば屋の存在なのだ。

主要な駅や繁華街に必ずある立ち食いそば屋だが、なかにはわずか10メートルくらいしか離れていないところに、
ライバル店が軒を連ねているようなところもある。当然、競争が厳しいように思えるのだが、閉店したところを見た経験があまりない。

確かに立ち食いそば屋はワンコインでお釣りがくるくらいリーズナブルであるし、ぱっと食事を済ませられ、
毎日忙しいビジネスマンにとっては強い味方である。しかし、どうして厳しい世間の荒波をかいくぐることができるのだろう。

まず考えられるのは、「回転率」のよさだ。これは一定の時間にどれだけのお客が来店するかを表す数字で、
お客1人が平均で6分在店したとすると、1時間当たりの回転率は「60÷6」で10回転となる。
もし15人入れるお店なら、「10×15」で1時間当たりの総客数は150人と弾き出される。

「60÷6」という計算式を見ておわかりのように、回転率は客の在店時間によって大きく異なる。
券売機で食券を買って、カウンターでそばを受け取り、素早くかきこむ。立ち食いそば屋とはそういうものだが、定食屋だとそうはいかない。

定食が出てくるまで多少の待ち時間があるし、食べるのにもそれなりの時間がかかる。どんなに急いでも20分くらいはかかる。
すると回転率は「60÷20」で3回転。同じ15人のキャパシティのお店なら、1時間当たりの総客数は「3×15」で45人にすぎない。

「そもそも立ち食いそば屋と定食屋では客単価が違うだろう」と思う人がいるかもしれない。
では、立ち食いそば屋が400円、定食屋が800円だったとする。おのおの1時間当たりの売上高を計算して比較すると、
「150×400＝6万円」「45×800＝3万6000円」となり、立ち食いそば屋に軍配があがる。この勝因はひとえに回転率のよさにある。

いかそ
http://president.jp/articles/-/13150?ismsid=5c01471ca27600fd2e2e62ea6983d4c5
http://president.jp/mwimgs/8/4/-/img_8457e04d5d65f65903615a23a70e5ed436211.jpg

【勝ち組】 立ち食いそば屋が潰れない秘密が判明 [887331373]

【勝ち組】立ち食いそば屋が潰れない秘密が判明 [887331373]