【WoT】嫌儲World of Tanks部 [349152951]

親ロ派に兵１２００人、戦車

　【モスクワ＝常盤伸】ウクライナ東部ドネツクの親ロシア派過激集団の幹部で「ドネツク人民共和国」首相を名乗るザハルチェンコ氏は、政府軍との戦闘が激化するなかで、
ロシアから装甲車百二十両や戦車三十両が届けられ、ロシアで四カ月間訓練された千二百人の兵員が戦闘に加わったことを明らかにした。

　動画投稿サイト「ユーチューブ」に十五日投稿された「ドネツク人民共和国最高会議」でのザハルチェンコ氏の報告で判明した。
親ロ派はロシアによる支援を公式には否定しているが、自派の会議で大規模な支援を明言したことで、ウクライナ側の主張が裏付けられた格好。欧米諸国の対ロ批判がさらに高まりそうだ。

　一方、ウクライナ政府は十六日夜、ロシアによる人道支援物資の受け入れを表明。
ロシア南部ロストフ州で待機している約二百八十台のロシアの車列の一部が十七日、ウクライナ国境に到着した。赤十字国際委員会（ＩＣＲＣ）との最終調整を経てウクライナ領内に入り、
政府軍と親ロ派の戦闘が続く東部ルガンスクへ向かう。

　ベルリンでは十七日、ウクライナとロシアに独、仏を交えた四カ国外相会談が行われる。ウクライナ東部での停戦協議や人道支援のあり方を協議する見込み。
四外相は先月二日にベルリンで会談し、協議開始でいったん合意したが、マレーシア機撃墜事件を受け先延ばしになっていた。

　ただインタファクス通信によると十七日、ルガンスク州で政府軍のミグ２９戦闘機が親ロ派に撃墜された。ロシアによる露骨な親ロ派支援の実態も明らかになったことで、クリムキン・ウクライナ外相とラブロフ・ロシア外相との間で非難の応酬となる可能性もある。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014081802000117.html