徹夜イクナイヾ(ﾟДﾟ）　白血球13％リンパ球9％を破壊するんだょ　 [444017196]

徹夜は命を縮める――。“俺は2日徹夜した”“俺は3日だ”とお互いに“徹夜自慢”をしていたという漫画家の
手塚治虫と石ノ森章太郎はいずれも60歳で亡くなった。両巨匠の何とも早い死だった。
では、徹夜によっていったいどんなダメージを受けるのだろうか。

「徹夜勤務の看護師さん12人の白血球を分析したことがあります」
こう語るのは、『免疫力が上がる生活下がる生活』（PHP文庫）の著者で新潟大学名誉教授の安保徹氏。

「深夜勤務に就く前と勤務後の血液を採取して顆粒球（細菌感染に対する免疫を担う白血球の一種）と
リンパ球（同じく白血球の一種で免疫機能を担当する血液細胞）の比率を調べたところ、深夜勤務前は
白血球数7100個（1マイクロリットルの血液に含まれる）だったのが、勤務後には6200個に減少していました。
その白血球中の顆粒球は49・6％が59・0％に増加し、リンパ球は46・7％から37・5％に減少していました」

徹夜によって顆粒球は増加し、リンパ球は減少。いったいどういうことなのか。
「顆粒球は加齢とともに増え、リンパ球は減少することが分かっています。つまり顆粒球が約10％増え、
リンパ球が10％減少したということは年齢換算すると、一晩で10歳も年をとったことになります」（同）

つまり12時間ほどの夜間勤務で約10％の白血球が破壊される。それ程に徹夜が身体に与えるストレスは大きい。
「もちろんキチンと休息を取れば回復しますが、このような勤務を繰り返すと、顆粒球過多、リンパ球減少の状態が続き、
大きな病気になる危険があります」（同）

■40代以上は避けたい
徹夜によってどんな病気が引き起こされる可能性があるのだろうか。
「徹夜をするとホルモン分泌のリズムが変わり、交感神経が上がった状態で生活することになります。そうなると、
特に高血圧の人はより血圧が上がって、徹夜の翌日に脳卒中で倒れたりする。これは過労死につながる
パターンなので気をつけて欲しい」とは東北労災病院高血圧内科の宗像正徳部長。

>>2 以降に続く

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