ロス市、投票した有権者に宝くじ配布。豪州では投票しない人に罰金。日本も低投票率対策打ってよ [941145234]

投票した有権者に宝くじ配布、ロス市が投票率低迷で検討

- 米ロサンゼルス市当局は、市議会選挙で投票した有権者に対し報酬として宝くじを配布する制度を検討している。
投票率低迷への対応策で、実施されれば米国の自治体では初めてという。

同市の倫理委員会は１４日、３対ゼロで、市議会メンバーがこの案を推し進めるよう勧告した。

ロサンゼルスの市議会選挙投票率は低下が続いており、昨年の市長選の投票率は２３％にとどまった。２００１年は３７％だった。

倫理委員会のネーサン・ホックマン委員長は「われわれの民主主義が代表民主制であるという点で、
２３％の人々が代表を決めているとなると、本当に全有権者を代表しているのかという根本的な疑問が生じる」と指摘した。

一方、ワシントンの超党派政策センターの上級政策アナリスト、マシュー・ウェール氏は「投票は市民の責任であり、
投票に対して金銭が支払われるべきではないというのが自然な感覚だろう」と述べた。

投票率押し上げ策としては、オーストラリアなどでは投票しない有権者に罰金を科している。
同国ではこの義務投票制を数十年前から導入、投票率は常に９０％を上回っている。

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKBN0GI0DS20140818