納豆菌が作る物質が、洗剤やシャンプーの洗浄力を高めることを確認したと、
産業技術総合研究所（茨城県つくば市）が発表した。
この物質を加えると洗剤の使用量を大幅に減らせるという。実用化できれば、環境負荷を減らせると期待される。
台所洗剤やシャンプーには「合成界面活性剤」という成分が含まれ、洗浄効果を発揮する。
界面活性剤は産業用でも広く用いられているが、環境中に放出されて汚染を引き起こす可能性があり、
使用量を減らす技術が求められている。
同研究所の井村知弘主任研究員らは、納豆菌が作る七つのアミノ酸が、環状に結合した物質「サーファクチン」を調べた。
代表的な合成界面活性剤に１０％のサーファクチンを加えたところ、界面活性剤を１００分の１に減らしても
洗浄効果を保てることがわかった。
井村さんは「サーファクチンは実験中、納豆特有のにおいを発することはなかった」と実用化の期待を語る。
総合化学メーカー「カネカ」が量産技術を開発し、利用分野を探していたという。研究成果は９月１１日に
札幌市で開かれる日本油化学会で発表する。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20140819-OYT1T50030.html
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−＝≡ （ ⌒) 納豆！納豆！
−＝≡ c し'
食ってうまい水質浄化ミジンコ培養洗浄力アップ
世界に納豆をばら撒け
普通の洗剤だと手が荒れるんだ