【速報】これからは　障害者＝チャレンジド　になります　 [614796825]

１７日の朝日新聞別冊に掲載された三菱商事の全面広告は、車いすマラソンを題材にしたものだった。「４２・１９５ｋｍを１時間２０分で。その走りに人は震える。」
。同社は「障がい者スポーツ支援」に取り組んでいる。この広告の出演者は不明だが、先週発行の本紙記事で「障害者アスリート争奪戦起こる？」と報じたように、
芸能関係者も２０２０年東京五輪・パラリンピックを視野にパラリンピアンらに熱い視線を注いでいる。

　そこで最近、スポーツ関係でも目立つようになってきたのが「チャレンジド」という言葉。今年のソチ、一昨年のロンドンの両パラリンピックに所属選手を送り込むなど、
障害者スポーツを支援してきた音楽業界のエイベックスが「チャレンジド・アスリート」の文言を使っている。
２０年五輪・パラリンピックの招致プレゼンテーションで一躍有名になった陸上パラリンピアン佐藤真海が勤務するサントリーは、
震災復興支援の４本目の柱として「チャレンジド・スポーツ（障がい者スポーツ）への支援」を新たに始めた。

　心身にハンディを負った人々を「障害者」と呼ばずに「チャレンジド」という言葉で表現したのは、ニックネーム「ナミねぇ」で知られる超元気な関西人、竹中ナミ氏だった。
竹中氏は社会福祉法人プロップ・ステーションの理事長。内閣官房雇用戦略対話委員などの公職を歴任し、情報通信技術を駆使した障害者支援を行っている。
プロップ・ステーションのウェブサイトにある竹中氏のプロフィルによると、「チャレンジド」は「障害を持つ人の可能性に着目した、新しい米語」だという。

　２０２０年に向けて、発信力のあるエイベックスや所属選手、ほかの有名企業を通じて広がる可能性を秘めた「チャレンジド」。すでに一定の認知をされている言葉だが、再ブレークするかもしれない。

http://www.tokyo-sports.co.jp/blogwriter-watanabe/22477/

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