米倉涼子「道を外さずに、やることをちゃんとやればあとは自由」 [転載禁止]©2ch.net [311660226]

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「私、失敗しないので」などの流行語を生んだテレビ朝日の高視聴率ドラマ「ドクターＸ」、関連グッズのメダルが
１億枚を突破し、社会現象ともなったテレビ東京の「妖怪ウォッチ」。快進撃を続ける番組を支える主演女優と、
エンディングテーマを歌う５人組に人気の秘密や意気込みを聞いた。

◆「ドクターＸ」米倉涼子　「曲げない、道を外れない」
　連続ドラマ「ドクターＸ」（木曜午後九時）は、十月九日のスタートから今月十三日の第六回まで、視聴率はすべて
２０％を超え、夏に放送されて平均２１・３％だったフジテレビのドラマ「ＨＥＲＯ」を上回る勢いだ。組織に属さない一匹
おおかみの外科医・大門未知子を、さっそうと演じる米倉涼子は「未知子は私にとって一番ストレスがない役」と言う。
　「視聴率の女王」と呼ばれる米倉だが、高視聴率は「あまり意識してないなあ」と素っ気ない。「未知子はどんなことが
あっても道を外れない。人間は弱いし、特に日本人は群れる人種だと思うけど、彼女の場合は自分を曲げないところが
格好いい。誰もが本当はやりたいと思うけどできないことを、やってくれる」と、魅力を分析する。
　今回は、二〇一二年（平均視聴率１９・１％）、一三年（同２３％）に続く三シリーズ目。「未知子は変わらないところが
格好いい」と演技は変えていない。「やることをちゃんとやれば、あとは自由」と臨んでいる。自身と未知子の共通点に
ついて「まるまる米倉涼子じゃないですよ。だけど何か共通する要素はある」。
　今シリーズではコミカルな部分が増えたが、自身は「あまり好きじゃない」。「未知子は『私、失敗しないので』と
言いながら、絶対にその人を助けるという気持ちを大事に手術に臨んでいる。そこが一番大切」
　未知子は毎回、手術が終わると患者にそっと手のひらを添える。「これは私の提案。知人のお医者さんにリサーチ
したときに、麻酔が覚めるタイミングで『お帰り』という先生がいるそうです。それをヒントに何かできたらと考えた」。
権力にこびない「強い女」がふと見せる優しさも魅力の一つのようだ。
　視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区。　（五十住和樹）