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日本でだけ人気の軽自動車は世界で通用しないガラパゴスカー 税制優遇をやめて普通車と同等にすべきだ [転載禁止]©2ch.net [288887143]

4 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です:2014/11/29(土) 22:49:46.42 ID:Q3t3gYiv0.net
●理想からは逸脱したエンジン排気量

 ここで特に問題となるのはエンジンの排気量。昨今、著しい普通車顔負けの装備の充実ぶりなどで
重量が嵩んだモデルでは、優れた燃費と十分な動力性能を両立させるためには、660ccという排気量は
「不相応に小さ過ぎる」のが現実。

 例えば、両側パワー・スライドドアを備えた4WD仕様車では、今や車両重量が1トンに達するものも少なくない。
このレベルの重さに最も効率良いエンジン排気量は実は1リッター程度。
それが「燃費でも走りでも最もバランスの優れる排気量」というのは、すべての自動車エンジニアに
とっては常識なのだ。
 ところがこうした技術的な理想を追えば、今度は軽自動車の枠をはみ出すことになる。
それゆえ、メーカーはそれが「理想からは逸脱している」ことを知りつつも、不本意ながら660ccの
エンジンを搭載して販売を続けているというわけだ。

 確かに、カタログ上の燃費に目をやれば、その向上ぶりは日進月歩の勢い。だが、それはあくまでも
「ハンドルも切らなければエアコンも使わず、最高速も時速80km止まり」という、いわば”現実離れ”
をした試験モードをなぞった結果の数値にすぎない。それゆえ、30km/リッター走ると謳われるモデルが、
実際には20km/リッターもいかないといった現象は多くの人が体験済みであるはず。
さらには、事実上の”排気量増大装置”であるターボを備えたモデルでは、アクセルをガンガン踏むと
カタログ値の半分も走らないといった事態にもなってくる。
 さらに問題なのは、以上のような日本固有の理不尽な決まり事を踏まえて開発されたモデルでは、
海外のマーケットではほとんど通用しないという点。
 そう、これこそが「軽自動車はガラパゴス商品」と揶揄をされてしまう最大の要因だ。
せっかくの小さなクルマづくりの技術を世界にアピールすることもままならず、
結局は税制面の恩恵に頼りきった”保護政策”の下に生き続ける軽自動車――そんなクルマに、
明るい未来など待っていようはずもないのである。
(文=河村康彦/モータージャーナリスト、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員)

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