2014年の自殺者数2万5374人特に群馬県の自殺者数が減少 [609535295]

2014年の全国の自殺者は、前年に比べ1909人（7.0％）少ない２万5374人で、
５年連続の減少となったことが15日、警察庁の集計（速報値）で分かった。
３年続けて３万人台を割り、1997年の２万４千人台以来、17年ぶりの「低水準」となった。

14年１～11月の集計を基にした内閣府の統計によると、355人減った60代を筆頭に各世代で減少。
健康問題や経済・生活問題を動機にした自殺者が大きく減った。年間の世代別内訳や動機は３月に発表される。

内閣府の担当者は、自殺対策が地域で浸透したことなどが要因と分析。
「自殺予防には周囲の支援や理解が不可欠だ」と重ねて訴えた。

集計によると、男性が１万7354人（前年比1433人減）で、女性が8020人（同476人減）。

都道府県で増加率が高かったのは、長野の9.3％、宮城が7.0％、宮崎が4.9％だった。
ただ内閣府によると、東日本大震災の被災３県では昨年１～11月時点で、被災者の自殺は減っている。
減少率が高かったのは群馬で17.4％、大分が14.8％、島根が14.0％と続いた。

年間の自殺者は、警察庁が統計を取り始めた1978～97年、２万～２万５千人台で推移。98年からは14年連続で３万人台だった。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG15H0R_V10C15A1000000/

2014年の自殺者数2万5374人 特に群馬県の自殺者数が減少 [609535295]

2014年の自殺者数2万5374人特に群馬県の自殺者数が減少 [609535295]