韓国で貧困家庭が増大、２０３３年に国家破産へ [151463772]

韓国で貧困家庭が増大、２０３３年には国が破産するとの見方も―中国紙

韓国保健社会研究院とソウル大学社会福祉研究所は２７日、
昨年、貧困層から中産層に上昇した世帯の割合は２２．３％と過去最低を記録したと発表した。２９日付で環球時報が伝えた。

韓国では、年収１８４１万ウォン（約１９９万円）以下の世帯を貧困層、
年収１８４２万ウォン～５５２４万ウォンを中産層と定義している。
貧困層から中産層に上昇した世帯の割合は２００６年の２９．９％から低下を続けており、
昨年は２２．３％と過去最低を記録。反対に中産層から貧困層に落ちた世帯の割合は１０．９％へと上昇した。こちらは２０１２年から上昇を続けている。

韓国日報は専門家の話として、韓国の社会福祉保障制度は整備が遅れており、
貧困家庭に最低限の生活費を提供するにとどまっているが、
教育や住居保障、就職のあっせんなども行う必要があると指摘した。
貧困から抜け出せない世帯への支援拡大について、各界の専門家が議論しているが、
韓国国会の財政報告は社会福祉費の増加が続けば国が破産するとの懸念を示している。

朝鮮日報は、韓国国家予算局が作成した「２０１４年～２０６０年の長期財政予測報告」で、
社会福祉費は雪だるま式に膨れ上がっており、高齢化や税収減なども加わって、
朴政権発足からの約２年で国の借金の額は２１６兆３０００億ウォンに達したと報じた。
このままでは２０２１年には財政赤字、２０３３年には国債の発行を余儀なくされ、
最終的には破産に至る。２０６０年には韓国の赤字率は１１．４％に達すると予測されている。（編集翻訳　小豆沢紀子）

http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/407882/