ＪＲ只見線 積雪で列車が動けず
2月9日 20時59分
ＪＲ只見線は、線路に積もった雪などのため、普通列車が９日午後５時ごろから
福島県会津坂下町で動けない状態が続いています。
列車には乗客およそ１００人が乗っていますが、今のところ気分が悪くなった人などは
いないということです。
９日午後５時ごろ、福島県の会津川口から会津若松に向かっていた只見線の上りの
普通列車が会津坂下と若宮の間で、線路に積もった雪などの影響で動けなくなりました。
ＪＲが線路の雪を取り除くなどの作業を行っていますが、現場付近で今も動けない
状態が続いています。
ＪＲによりますと、列車は２両編成で、帰宅途中の高校生など乗客およそ１００人が
乗っていますが、車内は暖房が効いている状態で、今のところ気分が悪くなった人
など体調の不良を訴えている人はいないということです。
福島地方気象台によりますと、現場近くの会津若松市で午後８時現在、
５５センチの積雪を記録しています。
現場は水田や畑が広がる田園地帯で、作業員たちが動けなくなった列車の
下に潜り込んでスコップを使って手作業でたまった雪をかき出していました。
ＪＲは只見線の会津若松と会津川口の間の上下線で９日、終日の
運転見合わせを決めました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150209/k10015338551000.html