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”残額表示が手前になって見にくい” JR東の自動改札が使いにくいと話題に [311660226]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です:2015/05/05(火) 14:08:37.65 ID:0TaziO3I0●.net ?2BP(2000)

http://blogs.itmedia.co.jp/yasusasaki/assets_c/2015/04/10988944_857958040936801_3617892175473424046_n-thumb-autox733-3848.jpg
http://blogs.itmedia.co.jp/yasusasaki/assets_c/2015/04/11133833_857958000936805_5105430866703407987_n-thumb-autox733-3850.jpg

http://blogos.com/article/109804/
JR東日本の非接触自動改札機は1995年の段階ですでに10年以上研究されており技術的にはほぼ現在と同じレベルに
近づきつつあったと、山中俊治氏の「デザインの骨格」で紹介されています。
しかし実際に試作テストしてみるとうまく動作せず、「私のは5回に1回しか通してくれない。2割バッターだ」などと参加した
重役に開発部長が罵倒される場面があり、開発中止直前に追い込まれていたというエピソードは興味深いところです。
この問題を解決するためにどのようなテストが行われたかというと、その当時はまだユーザビリティという言葉もあまり
知られていない時代ではあったのですが、認知科学の知見を活かした実験計画にあったそうです。
この実験は田町の臨時改札口を利用して2日間で行われたそうですが、この準備には2ヶ月以上を費やしたのだそうです。
この実験では、カードを縦に当てる人、アンテナの上で激しく振る人、ともかく光っている所にかざす人などが出て来て
驚いたそうですが、この実験で手前に少し傾いている光アンテナ面の作りや、文字による案内の有効性、警告表示の
置かれるべき位置も分かったきたと記述されています。
これらの結果を踏まえて1999年の実験では読み取り率は劇的(50%近かったエラーが1%以下)に向上、2001年の
導入されいま現在に至っているのです。
冒頭指摘した残額表示の件ですが、進行方向と逆の位置に残額を表示して、あげく「残高は手前」という案内を
するのは認知科学を勉強した方であればご存じのアフォーダンスの考え方からいってもちょっと考えられない
アプローチではないでしょうか。

開発段階からの様々な知見が活かされて優れたデザインが出来上がっているのに、なんでユーザビリティを
低下させるような開発が行われているのか残念でなりません。

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