【名大タリウム】高校の校長「学校に劇物を持ってくるなんて予想出来ない。ワシらは悪くない」 [609535295]

高校時代に劇物の硫酸タリウムを同級生ら２人に飲ませたとして名古屋大の女子学生（１９）が殺人未遂容疑で再逮捕された事件で、
女子学生が通っていた宮城県内の私立高の校長が１８日、仙台市内で記者会見した。
同じクラスだった被害者の男性（１９）が２０１２年１１月にタリウム中毒と診断された点について
「同月末に保護者の連絡で知り、１２月に県庁に口頭で連絡した。隠すつもりはない」と説明。
一方、同県私学文書課は「記録が残っておらず、報告は無かったと考えている」としており、見解が食い違った。

会見で校長は当時の状況について「子供が劇物を学校に持ってくるなんて予想だにできない。（事件は）防げなかった」
と述べ、高校の対応に問題はないとの認識を示した。
宮城県警によると、女子学生の父親は事件直前の同年５月下旬、女子学生を連れて警察署に
「娘が変な薬を持っている」と相談していたが、校長は「存じ上げていない」と述べた。

校長は「（事件を）重く受け止めている。日々報道される内容に驚愕（きょうがく）し、悲しみや怒りを禁じ得ない」と話し、
女子学生に向け「深く悔い改め、立ち直ることを強く願っている」と呼びかけた。

http://mainichi.jp/select/news/20150519k0000m040044000c.html