【岩手中2自殺】父親「担任と面会させろ！」校長「どこかで必ず実現させたい」 [609535295]

岩手県矢巾町の中学２年の男子生徒（13）が自殺したとみられる問題で、通っていた中学校の校長が13日、
記者会見し「いじめがあった可能性が高いという前提で調査をしている」と述べた。これまでは「いじめの有無は判断できない」としていた。

校長は会見の冒頭で「さまざまな訴えが出ていたにもかかわらず、命を救えなかったことを責任者として深くおわびする」と謝罪した。

男子生徒の生活記録ノートの記述やアンケートへの回答、聞き取り調査などからいじめがあった可能性が高いとの認識を強めたという。

会見に同席した越秀敏教育長によると、男子生徒の担任の女性教諭は７月３日、学校を欠席した男子生徒の自宅に電話をかけ、直接話をしていた。
会話の内容は不明。男子生徒は翌４日に部活の顧問に電話で練習を欠席する旨を連絡し、５日夜に列車にひかれ死亡した。

女性教諭は学校側の調査に「ノートに気になる書き込みがあったときは声を掛けていた」と説明。
生活記録ノート以外で、男子生徒に直接対応していた可能性があるという。
越教育長は「担任は男子生徒のことを気に掛けていたと思う。給食の時は席が近く、頻繁に声を掛けてきたようだ」と話した。

男子生徒の父親は担任との面会を求めているといい、校長は「どこかで必ず実現させたい」と述べた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13HBN_T10C15A7000000/