埼玉県白岡市のプレミアム商品券を買えなかった市民が「暑い中、並んだのに買えなかった」と苦情 [609535295]

１冊１万円で、３割増しの買い物ができる埼玉県白岡市の「プレミアム付き商品券」で販売時にトラブルが起き、市や市商工会に苦情が計７０件以上あったことがわかった。

商工会は「多くの反省点がある。ご迷惑をおかけした」としている。

商品券は、国と県から約７３００万円の補助を受け、商工会が額面２億６０００万円分（価格２億円）を発行。１人１０冊まで購入でき、市内約１５０店舗で使えた。

市などによると、販売初日の６月２０日、額面２億２１００万円分（同１億７０００万円）を用意。
午前１０時から市役所で売る予定だったが、行列ができ、２０分繰り上げて１７００人に販売することにした。

ところが、整理券を配らなかったため、数え間違いや割り込みで購入希望が２０３５人、
額面２億４７００万円分（同１億９０００万円）に達し、２２２人は後日引き換えにする事態に。

このトラブルで商工会は、２回目以降の販売を中止。
残った額面１３００万円分（同１０００万円）をはがきによる抽選販売にしたところ、
６７５４通の応募があり、７月１４日に当選したのは１２６人。
「暑い中、並んだのに買えなかった」「販売場所を増やしてほしかった」「売り方を考えろ」などの苦情があったという。
商工会の菅原清孝事務局長は「まさかここまで人気が出るとは」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150808-OYT1T50014.html