陸海空の自衛隊によるパレードが五日、福井市のフェニックス通りであった。
隊員二百人、装甲車など車両三十台が約五百メートルを行進し、上空をＦ−１５戦闘機四機が飛んだ。
主催者発表の来場者は二万七千人。
自衛隊車両に熱い視線が注がれる一方で、審議中の安全保障関連法案による自衛隊の行動が注目
される中での開催を不思議がる声も聞かれた。
二〇一三年に陸上自衛隊鯖江駐屯地の五十周年を記念して実施しており、今年で三回目。
県経済団体連合会と自衛隊の関連団体でつくる実行委員会が主催している。
あわら市出身の左藤章防衛副大臣が見守る中、実行委の川田達男会長は
「安全を担う自衛隊を見て、国の防衛への認識を高めていただければ」
とあいさつ。
県経団連事務局は「自衛隊に安全を支えてもらう中で経済活動がある」と開催の理由を説明した。
一歳の長男に飛行機を見せたいと訪れた福井市御幸一の丹羽悠介さん（３２）は
「安保法案の問題がある中で、これだけ人が集まるなんて不思議な感じ」。
中日新聞[2015年9月6日]（藤共生）
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20150906/CK2015090602000005.html
大勢の来場者が見守る中、パレードする自衛隊の装甲車＝福井市のフェニックス通りで
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20150906/images/PK2015090502100148_size0.jpg
パレード反対を表明する人たち＝福井市春山１で
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20150906/images/PK2015090502100149_size0.jpg
>>1つづき
一家四人で訪れた同市月見四の前田貴史さん（４３）は
「珍しさと興味本位で来たが、なぜこの時期に福井で三年も続けているのか疑問に思った。
実際に見ると、守られてる安心感を感じた」
と複雑な心境を話した。
◆宗教者、団体メンバーら反対の声
会場では、宗教者や各種団体のメンバーらがプラカードなどを掲げてパレードに反対の声を上げた。
福井聖三一教会（同市春山一）の小林聡牧師（４６）は「平和は武力ではなくごはんによって」と書い
たプラカードを手に立った。
「ごはんとは、世界中すべての人が飢えないことを意味しています。武器では平和はこないと思う」
と話した。浄土真宗の僧侶二人も。福井市の芦野順介さん（７１）は
「戦争のにおいのするものに敏感でありたい」
と述べ、同市の小野寺恭子さん（５９）も
「市民に当たり前の風景として軍事パレードを見せることに恐怖を感じます」。
戦争をする国づくり反対県連絡会、自治労連など二十三団体から五十五人も集まり「戦争ＮＯ」と
書いた紙を手に意見を表明した。
勝手に法案成立後に向けた会議を始める連中だぞ
反感買う経済活動やる気満々だな
実際武器輸出も解禁されたしな
「役所や会社の上司ではなく平社員やバイト」に食って掛かる構図に意味は無い