中国経済減速のあおり受けるアフリカ諸国、対中関係見直しも
原油価格が下落し始めてから丸一年を迎えた6月、アンゴラのサントス大統領は中国へ向かった。
長期独裁政権を率いているサントス大統領の望みは、同国にとって最大の貿易相手国である中国から
新たに融資と投資を引き出し、原油に依存するアンゴラ経済を浮揚させることだった。関係者によると、
1週間にわたる訪中で大統領は45億ドル（約5400億円）の水力発電ダムの建設を含む一連のプロジェクト
契約をまとめた。
中国の習近平国家主席は北京の人民大会堂で行われたサントス大統領との会談で、「中国とアンゴラは
親密な兄弟同士であり、長続きする戦略的パートナーだ」と述べた。
アンゴラと中国の経済関係はアフリカ全体が抱える広範な問題を浮き彫りにしている。自国の運命を中国に
結びつけているアフリカ諸国は今、中国経済の混乱に捕らわれの身となっている。
習主席は中国経済の減速を食い止めようと尽力しているが、そのことがアンゴラの痛みを伴う調整局面を
深刻化させている。産油国アンゴラは中国にとってもアフリカ諸国の中で最大貿易相手国である。
アンゴラの輸入業者は医薬品や穀物といった重要な輸入品の支払いに苦しんでいる。ムーディーズ・
インベスターズ・サービスは先週、アンゴラの政府債務が拡大しているため、格下げの可能性があると述べた。
アンゴラの通貨クワンザは今年1月以降、対ドルで4分の1価値が下がった。
アンゴラを拠点とする投資家は「中国人なしではカネが回らない」とし、「（アンゴラは）他の産業を発展させる
ような対策は講じてこなかった」と話した。
中国とより密接な経済関係を構築する一方で、アンゴラをはじめとするアフリカ諸国は政治的基盤の強化を
目指し、中国の政府主導による成長モデルを追求した。だが、中国からの原油や鉄鉱石需要を見込んでいた
各国は、中国は常に資源を買ってくれるわけではないことに気付きつつある。永遠に権力を握り続ける方法を
教えてくれるわけではないことにも。
この5年間で、大統領は道路建設、通信網の構築、農場プロジェクトなどで40億ドル相当の契約を中国と結んだ。
だが先週、8年ぶりとなる施政方針演説で大統領は中国とのこうしたパートナーシップから一歩後ずさりする
姿勢を示した。
「政府は国際社会との結びつきを再び強化させる重要性を認識している」と表明し、従来の「ルック・イースト
（東方）」政策から急転換させる方針を示した。ルック・イースト政策は西側諸国からの余計なおせっかいから
自由になる手段として、自国経済を中国と密接に結びつけようとして始めたものだ。
ジンバブエの北にあり、民主政権が代々続くザンビアは豊富な銅の資源を狙って進出している中国の鉱山
業者と愛憎の入り交じった関係にある。中国の貴金属需要が減退するのに伴い、鉱山業者は数千人規模の
人員削減を実施し、事業拡張計画を白紙に戻す可能性があるとしている。
ヨハネスブルクにあるコンサルティング会社、デロイト・フロンティア・アドバイザリーで新興国市場とアフリカを
担当するマネジングディレクター、マーティン・デービス氏は「中国が消費主導型の成長モデルへ向けてかじを
切るなか、アフリカもかじを切る必要があることは明白だ」と述べた。「問題はその原動力をコモディティーから
何に変えるかだ。中国モデルをアフリカに移植可能だと考える人がいたとすれば、その人はそもそも世間知らずだ
ということだ」
http://jp.wsj.com/articles/SB11970227293124023368304581223911215147794
中国から弾圧用の武器を密輸してもらってたし
使うようになってたのか
言葉を変えればいいのに
こういう国は人民元と通貨統合すればいいと思うよ！
100年でやったことを30年ぐらいでやろうとしてるから、社会が付いて行けてないな
問題は公害対策なんだが、公害病にしろリサイクルにしろ今の中国は一切対応していない状況だから
飽和して食糧難になった時に中国は終わると思う
それと地味にPM2.5がやばい
空が常に曇り状態で太陽光を浴びれないから、自然や中国人の子供達は太陽光をあまり浴びれずに育つことになる
そして免疫力の育たない弱い体に中国の公害が加われば、良くて寿命の減少、悪ければ寿命が30代までに落ち込む
まさに腐海。暗黒の地になってしまう