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新路線で運行開始　串本町営コミュニティーバス
紀伊民報 10月1日(木)16時47分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00302381-agara-l30
　和歌山県串本町は1日から、町営コミュニティーバスの運行を始めた。
4路線とも料金は乗車1回につき200円（高校生以上）で、停留所以外で自由に乗降できるフリー乗車区間を8カ所設けている。
同日、同町串本、JR串本駅前のバス停で出発式があった。
　町内では9月末まで、熊野交通（新宮市）が6路線でバスを運行し、町が欠損金を補助負担していたが、
負担額が年々増加していたため、安くできないかを検討。
町が直営した場合の経費の方が安くなると試算されたことなどから、町営コミュニティーバスの導入に至った。
佐部・上田原▽大島・出雲▽潮岬▽和深の4路線に再編成した。全路線、くしもと町立病院が起点。運行は串本タクシーに委託した。
　バスは25人乗り（運転手を含む）4台を購入。旧古座川病院とくしもと町立病院間を運行していたシャトルバス1台を予備に回し、計5台を用意した。
各車体には橋杭岩や潮岬灯台、河内祭、水門祭などの写真をあしらい、観光客らに町内の名勝や祭りをアピールしている。
料金は高校生以上1乗車200円で、町内在住の中学生以下は無料。
障害者手帳等を所持している人などは100円。串本駅からくしもと町立病院間は1乗車100円（町内在住の中学生以下は無料）。
回数券は町役場企画課やバス内で購入できる。
　停留所以外で自由に乗降できる8カ所のフリー区間では、乗車時はバスに向かって手を挙げるなど合図し、
降車時は停車位置の50メートル手前までに押しボタンや口頭で乗務員に知らせればよい。
利用者が乗り切れなかった場合はタクシーを手配し、行きたい停留所まで運行する。
串本駅で佐部・上田原線から潮岬線、潮岬線から佐部・上田原線に乗り継ぐ場合、乗継券を無料で発行するので、希望者は乗務員に申し出ること。