2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

東大教授「中国崩壊論は単なる願望。日本人は心地よい情報だけを喜んで受け入れてる」 [479913954]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (JP 0H19-52YT):2015/11/09(月) 12:34:34.21 ID:DCBROTpLH●.net ?2BP(2500)

「中国崩壊」論は、単なる願望にすぎない

中国の存在感は、ますます高まっている(キャメロン英首相と握手を交わす習国家主席。写真:ロイター/アフロ )

近年、中国脅威論や中国崩壊論があふれかえっている。しかし、それは、事実を踏まえた確かな根拠に基づくものなのだろうか。
システム分析の専門家で未来予測のプロであり、『データで読み解く中国の未来』を著した筆者が、現実を直視した中国論を展開する。

戦前も中国を過小評価していた

「中国崩壊」。これは、現在、日本人が好むキャッチフレーズのようである。このようなタイトルを付けた本や雑誌が街にあふれている。
多くの日本人が中国崩壊を望んでいるために、本や雑誌は人々の歓心を買おうとしているのだろう。だが、これは大変に危険なことだ。それは、国際情勢を冷静に分析するのではなく、自己の願望に基づいて判断することにつながるからである。

戦前、日本人は中国の実力を過小評価していた。中国軍は弱いと思い込んでしまった。日本軍が一撃すれば、すぐに降伏する。昭和12年に盧溝橋で日中が衝突したとき、日本人は朝野を挙げてそう考えた。

「暴支膺懲(ぼうしようちょう)」、これは当時、よく使われた言葉だそうだ。中国は生意気だから、一発くらわす必要がある。一発殴れば、日本の言い分を聞くはずだ。そんな思いが、小さないざこざにすぎなかった盧溝橋事件を大戦争に拡大してしまった。

戦争責任は軍部にあるとされるが、盧溝橋事件が起きた当初、軍部は事件の拡大に消極的であったとされる。
その一方で政治家が強気だった。そして政治家の背後に民衆がいた。その民衆を煽っていたのが当時の新聞であった。

昨今の「中国崩壊」を謳った本や雑誌を見るにつけ、日本人はあの戦争を反省していないなと思ってしまう。
ただ、筆者は声高に反戦を叫ぶデモを行えと言っているわけではない。もっと中国に謝る必要があると言っているわけでもない。

平和を維持するためには、国際情勢を冷静に分析することが重要である。
「中国崩壊」と題した本や雑誌は、まさに、国民の願望をあおる形で戦前と同じような状況を作り出してしているのではないか。

続く
http://toyokeizai.net/articles/-/90524?display=b

総レス数 104
41 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200