憲法改正「賛成」４５％　「反対」３１％　新成人世論調査（岩手県北部と青森県南部対象） [253246518]

新成人、改憲どう考える？　北奥羽100人アンケート

安倍晋三首相が今夏の参院選の争点に掲げると明言した憲法改正。若い世代は、国の在り方を定めた憲法に、どんな思いを抱いているのか。
北奥羽地方の各地で成人式が開かれた10日、デーリー東北新聞社は新成人100人を対象にアンケートを実施。改正に「賛成」（16人）と「どちらかといえば賛成」（29人）が計45人で、「反対」（8人）と「どちらかといえば反対」（23人）が計31人だった。賛成が上回ったが半数に満たず、「分からない」も24人に上り、回答が割れる結果となった。（取材班）

アンケートは青森県南、岩手県北の成人式会場で実施。記者が無作為で選んだ男女各50人に、憲法改正の賛否とその理由を選択肢の中から回答してもらった。

賛成の理由（複数回答可）では「時代にあった憲法にすべきだから」（29人）が約6割以上を占めた。次いで「将来的に改憲は避けられないため」（9人）となり、柔軟な変更を求める傾向が目立った。
反対の理由（同）は「改憲の具体的内容が明らかになっていない」（11人）がトップで、「平和憲法と呼ばれる憲法9条が改正される可能性がある」（10人）「現段階で議論が足りない」（9人）と続いた。

「分からない」の理由は、多い順に「内容が難しいから」（10人）「関心がないから」（9人）「賛成、反対どちらの意見も正しいと思うから」（4人）「その他」（1人）。

今夏の参院選の投票について「行く」「おそらく行く」と答えたのは計68人で、「行かない」「おそらく行かない」の計17人を大きく上回った。
今の政治に対し、自由記述で回答する項目では「他国からも信用が得られる国づくりを」（階上町の女子大学生）「もっと子育てをしやすい国にしてほしい」（おいらせ町の男子専門学校生）など、国への要望が相次いだ。

「（政府、与党が）強引に進めている部分も見られ、不安を感じる」（八戸市の男子学生）と不信感をあらわにする声のほか、「新しいことをしようとすると批判されるが、負けずに貫いて」（十和田市の男子大学生）
と首相にエールを送る声もあった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160111-00010001-dtohoku-l02

憲法改正「賛成」４５％ 「反対」３１％ 新成人世論調査（岩手県北部と青森県南部対象） [253246518]

憲法改正「賛成」４５％　「反対」３１％　新成人世論調査（岩手県北部と青森県南部対象） [253246518]