｢昨日まで普通に営業していたのに…｣市内中心部のショッピングセンターが破産で突然の閉店島根 [141789408]

やよいデパート破産手続き開始

米子市中心部のショッピングセンター、「やよいデパート」について鳥取地方裁判所米子支部は、２１日破産手続きの開始を決定しました。
突然の閉店にショッピングセンターの利用者からは戸惑いの声が上がっています。

破産手続きの開始決定を受けたのは、米子市角盤町の「やよいデパート」を運営する「協同組合やよいデパート」です。
「やよいデパート」は昭和４５年にオープンした地上５階地下１階のショッピングセンターで昭和５３年のピーク時には９６億円の売り上げがありました。
３年前には売り場面積の７０％程度を占めるテナントスーパーの撤退などで一時、閉店を余儀なくされ、新しいテナントを誘致して営業を再開したものの、
その後も資金繰りが悪化していました。
代理人の弁護士によりますと負債総額はおよそ１７億円６０００万円あまりに上るということです。

２０日までは通常通り営業していた「やよいデパート」。
２１日の朝、シャッターに閉店を知らせる紙が貼られ、買い物に来た市民らが突然の閉店に驚いていました。
買い物に来た７０代の米子市の女性は「毎日、買い物に来ていて、きのうまで普通に営業していたのでとても驚きました。
多くの市民に親しまれていたので閉店はさみしく思います」と話していました。
突然の破産申請について「協同組合やよいデパート」の内村正和理事長は弁護士を通じて
「多くのお客様にかわいがっていただいたのに時代の変化に対応できず、このような結果となり皆さんに申し訳ない」というコメントを発表しました。
今後は破産管財人の元で、残った資産を債権者に配当するなどの手続きが行われるということです。

ソース NHK
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4045218321.html

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