[VIP931]:森下くるみ [172913193]

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160129-OHT1T50141.html

【金沢】森下監督、昨季１２位超えの３か条「負けない」「連敗しない」「勝ち点１を３に」

Ｊ２ツエーゲン金沢の森下仁之監督（４８）が２９日、昨季の１２位超えを果たすための３か条として「負けないこと」「連敗しないこと」「勝ち点１を３にすること」を掲げた。Ｊリーグは２８日に、今季の全日程を発表。
２年目のＪ２では序盤から厳しい戦いが予想されるが、昨季の経験を上積みさせ、上位進出を目指す。チームは宮崎・都城キャンプ６日目の２９日、午前中に室内練習を行い、午後は今キャンプ初のオフとなった。

　Ｊリーグの今季全日程発表から一夜明け、ツエーゲンの森下監督が、昨季の１２位を超えるためにポイントを挙げた。
「負けないこと、連敗しないこと、勝ち点１を３にする作業をやり続けたいです」。基本的には昨季の方針を踏襲するが、「Ｊ２で１年間やってきたことを出せれば」と経験を上積みさせる。

　指揮官はまず、長崎との開幕戦から群馬戦、水戸戦までの３試合に注目した。
「どういう風に戦うことができるか。（キャンプで）やってきたことを継続できるのか。内容を含めて決まってきます。開幕からスタートダッシュをしなくてはいけないですが、（最悪）３分けでもいい」。
いきなり黒星となると自分たちのやり方に不安を抱いてしまう。序盤で失速しないためにも「負けない」が重要になってくる。

　次に大事なことは「連敗しない」。いくら不敗を目標にしても、シーズンを通じて、負けるときもある。いかに切り替えを早くできるか。昨季は３連敗以上はなく、２連敗も２回だった。
後半戦は１９試合勝ちなしと苦しんだが、連敗が長引かなかったことで戦術を大きく変えなくて済んだ。「（連敗しないことが）ベースになります」（森下監督）と今季も継続していく。

　そして、「勝ち点１を３にする」。確実に勝ち点１を積み上げていったうえで、引き分けで終わりそうな試合を勝ちに変えていければ、上位は自然と見えてくる。

　昨季は３節まで１勝２敗だったが、その後６連勝とスタートダッシュに成功。Ｊ１昇格プレーオフ出場圏内まで勝ち点６差の５４だった。夏場に失速した原因でもあるコンディション面では、
クラブ史上初となるフィジカルコーチを招聘（しょうへい）。バージョンアップしたツエーゲンが開幕までの約１か月で戦闘態勢を整える。