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ノーベル賞経済学者「子供を奨学金なしで大学に通わせられない奴が中流を名乗るなよ」 [465978266]
- 2 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (ワッチョイ d31f-wShr):2016/03/06(日) 05:06:58.82 ID:qPbZ2Hbo0.net ?2BP(1000)
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>>1のつづき
「お金と階級」
上記の議論の発端になったのは,〔読者から寄せられた〕予想どおりの反応だ.
そうした反応は2つの項目に分けられる:
(1) 「でもあいつらだって携帯もってるじゃん!」派
(2) 「ふるまい方の問題であって持ち金がいくらあるかって問題じゃないよ」派
この2つ.
どちらに対しても,こう言っておきたい.
中流階級であることについて語るときには,その地位の属性で決定的に大事なやつを2つ,念頭に置くべし:
安全と機会だ.
ここで言う「安全」とは,人生にありがちな緊急事態がいざ起きてしまっても
それでどん底に転落しなくてすむだけの十分な資源と支えのことだ.
つまり,それなりの健康保険にかかっていて,ほどよく安定した雇用があって,
さらに,自動車やボイラーの買い換えが危機にならないだけの十分な金融資産をもっているってこと.
また,ここで言う「機会」とは,主に,自分の子供にいい教育を受けさせたり就職の見通しを与えられること,
なすべきことをやってあげられないせいで子供たちにドアが閉ざされるような思いをさせないですむことを指す.
こういう安全や機会をもちあわせていないなら,キミがおくってるのは中流の生活じゃあない.
車を1台もっていたり,アメリカ人の大半がほんとに中流だった時代には出回ってなかった電子ガジェットをいくらかもっていたりしても,
キミのふるまい方がどんなにていねいで厳格で賢明であっても,安全と機会がないなら中流じゃない.
さて,Pew 調査 (pdf) によれば,2008年のはじめ頃には,自分のことを下層階級だと考えるアメリカ人は
たった6パーセントしかいなかったし――正式な貧困率をはるかに下回ってる!――
それに,上流階級だと考えてたのはたった2パーセントで,「わかりません」は1パーセントだった.
つまり,アメリカ人の91パーセントは――大雑把に言って,所得が1万5千ドルから25万ドルのあいだに位置する人たちは
――自分のことを中流だと考えていたわけだ.そして,そういう人たちの大半は間違っていた.
つづく
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