将来の尿や便失禁の心配にそなえて、今日から骨盤底筋トレーニングを！ [218894732]

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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160307-00010000-ourage-life
女性なら、どの筋肉よりも優先して鍛えるべき筋肉がある。それが、目で見ることができない深層筋（インナーマッスル）のひとつ、「骨盤底筋」。
将来の尿や便失禁の心配にそなえられるだけではなく、女らしい体型維持にも役立つといわれている。ならば、早速今日から鍛えて損はない。

では、どのように鍛えればいいのか？　実は、トイレを我慢するときに皆が行っているのがその方法のひとつ。尿を途中で止めることができる人、オナラや便を我慢できる人は、骨盤底筋をコントロールできている。
骨盤底筋のトレーニングは、筋肉を鍛えるというより「場所を分けてコントロールする」というイメージを持つのが正解。

「LUNA骨盤底トータルサポートクリニックでは、最初に女性理学療法士が、膣の中から骨盤底筋群に触れ、状態を調べたうえで、その人に合ったプログラムを組みます。
例えば尿失禁の場合は、速筋系を鍛えるプログラム。骨盤臓器脱の場合は、持久力を鍛えるようなプログラムです」とは、理学療法士、排泄機能指導士、排泄機能検査士の重田美和さん。
基本のトレーニング法を教えてくれた。ただし、「特に排尿問題などの症状がある方は、ぜひ専門家のもとで指導を受けて」とのこと。

まずは仰向けの姿勢で、両脚の膝を立てる。腰は反らせないよう、また、お腹やお尻など、骨盤底筋以外の周辺の筋肉は、動かさないように注意を。
それから、オナラや便を我慢する要領で、肛門を締める。骨盤底筋を、下（お尻側）から上（お腹側）に動かすようにして。
次に、尿を途中で止めるように（注：実際に排尿している最中は尿を止めないこと）、尿道や膣を締め、骨盤底筋を、上（お腹側）から下（お尻側）へ動かす。
最後に、骨盤底筋全体をお腹の中に引き込むようにして動かして。息を吐きながら行うのがコツ。

最初は、丸めたタオルを骨盤底筋の下側に置いて行うのがおすすめ。このほうが骨盤底筋を意識しやすくなるはず。
また、「仰向け」は、最も骨盤底筋を動かしやすい姿勢なので、夜寝る前や朝起きたときに行ってみて。慣れてきたら、「締める＆緩める」を素早く繰り返したり、ギューッと長く締めたり…いろいろな動かし方にトライを！