ドイツ4-1イタリア [549071714]

２９日に行われた国際親善試合、ドイツ対イタリアの一戦は、４ー１でホームのドイツが快勝した。

EURO2016出場国同士の対戦。イタリアはインシーニェ、ザザ、ベルナルデスキの若い３トップを選択し、
最終ラインはボヌッチの両脇をダルミアンとアチェルビが支える３バックを選択した。

だが、主導権を握ったのは、２６日の試合でイングランドを相手に２点リードから逆転負けしたドイツ。２４分、
右サイドからミュラーが低いクロスを入れると、DFが触ってコースが変わり、ペナルティーアークに走り込んだ
クロースがダイレクトでシュート。ゴール右隅にていねいに決めて、１ー０とする。

すると、前半終了間際に追加点が決まった。ペナルティーエリア右手前でミュラーがゴール前にクロスを入れ、
ここに走り込んだゲッツェが２人のDFの間で合わせてゴール。リードは２点になった。

イングランド戦はこのリードからやられてしまったドイツ。この日は油断がない。５９分、ゲッツェとドラクスラーの
鮮やかなパス交換で中盤を抜け出すと、ペナルティーエリア左に入ったところでドラクスラーが中へパス。ヘクトルががら
空きとなったゴールに決めて、勝負をほぼ決める。

７４分には中盤からのロングフィードでルディが裏を取り、ボールをコントロール。GKを抜きにかかったところで
ブッフォンに倒されてPKを得ると、エジルが決めて４?０になった。

イタリアはその後、ボヌッチの負傷により途中から出場したラノッキアがセットプレーで惜しいシュートを放つ場面もあったが
決まらない。８３分には途中出場のエル・シャーラウィが放ったミドルシュートがリュディガーに当たってコースが変わり、
ゴールネットを揺らした。

１点を返したイタリアだが、結果は変わらず。ドイツがイングランド戦を引きずらず、４－１で快勝している。
http://kicker.town/bundesliga/2016/03/22989.html