広告を見るとお金が貰えるブラウザ「Brave」が発表、収入の15％をユーザーに還元 [895142347]

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Mozilla創業者、新ビジネスモデルによる新ブラウザ「Brave」を発表・広告を見てくれたら謝礼金を進呈

Mozillaの共同創設者の一人となるBrendan Eichが立ち上げた新ブラウザプロジェクト「Brave」が本格的な始動となった。
Braveは、インターネットで流行しているサイトの広告を排除するAdblockの機能を予め、基本機能の中に取り入れたブラウザとなるが、
独自の広告モデルも導入しており、広告を見てくれた人に対して、広告収益の15％を提供するという革新的なビジネスモデルを導入しているところに特徴を持つものとなる。

Braveのユーザーは広告を一切、表示しないということも可能となるが、広告を表示するというオプションを選択した場合には、
その広告掲載で得られる収益の15％をBraveの運営会社が、55％がパブリッシャーが、15％が広告代理店が、
そして残りの15％をユーザーに配布を行うことで自身の開発費用だけでなく、サイトの収益も確保しようとするアイディアに基づいたものとなる。

今年の1月に会社が立ち上げになった当初にリリースされたBraveのバージョンは前身となるFirefoxや競合となるChromeなどに比べると機能的には質素なものとなっていたが、
今月になってからリリースされたBrave 0.8になってからは、より本格的なブラウザの機能を実装したものへと成長を遂げたものともなってきている。
広告を排除するAdblockについてはサイトの運営会社の猛反発を受けており、欧州の一部の国では、訴訟にまで発展しているが、
Braveのビジネスモデルは、広告を表示することによって、サイトと利用者の両方が利益を得ようという斬新な発想に基づくもので、今後が期待されている。

http://www.businessnewsline.com/news/201604040436120000.html