【甘利氏金銭授受問題】補償３回で２億８千万円　ＵＲから建設会社に [285740292]

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http://www.chibanippo.co.jp/news/national/317593

甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題で、都市再生機構（ＵＲ）が県内の道路建設に伴い、予定地周辺に施設を建てていた白井市の建設会社
「薩摩興業」と結んでいた補償契約は計３回で、総額は約２億８７００万円に上ることが１４日、関係者への取材で分かった。

これまで２回にわたる計約２億３６００万円の契約が判明していたが、昨年夏ごろにも約５１００万円の契約を締結。
昨年１０月までの１年間にＵＲ職員２人が薩摩興業の総務担当だった一色武氏（６２）から複数回の飲食接待を受けており、東京地検特捜部は補償交渉の
解明を進める。

ＵＲの説明によると、２０１２年５月、道路建設予定地にあった薩摩興業の建物の一部を移転する費用として約１６００万円を支払う契約を締結。
道路近くの建物の建て替え費用についても、１３年８月に約２億２千万円の契約を交わし、それぞれ支払った。

関係者によると、その後も薩摩興業は工事の影響で近くのプレハブが傾いたなどとして補償を求め、昨年夏ごろには約５１００万円を支払う契約が成立した。
さらに、別の名目でも今年１月ごろまで補償交渉が続いていた。

一色氏が甘利氏側に初めて陳情したのは１３年５月で、２回目の契約の約３カ月前だった。
この契約では、ＵＲの当初の提示額は約１億８千万円だったが、最終的に約４千万円増額されていた。
一方、国会内で同日、開かれた民進党の調査特命チームの会合でＵＲは、職員が一色氏から接待を受けていたことについて「コンプライアンス（法令順守）に
問題があった」と釈明。
しかし、詳しい経緯は「第三者による調査に任せたい」と述べるにとどめた。

【甘利氏金銭授受問題】補償３回で２億８千万円 ＵＲから建設会社に [285740292]

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