ネタバレ・嘘バレは著作権侵害。制作会社から訴えられる可能性も [895142347]

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人気ドラマ「The Walking Dead（ウォーキング・デッド）」の制作会社のAMCがファンサイト「The Spoiling Dead Fans」に対して、
未放送分のエピソードの内容を暴露することは著作権侵害であり、これらの行為を継続した場合には法的措置を講じるとする警告を送っていたことが、
ファンサイトがFacebookに投稿した書き込みで明らかとなった。

The Spoiling Dead Fansによると、ファンサイト開設から2年を経過してようやく、ウォーキングデッドの制作会社から連絡が入ってきたと喜んでメールを開いてみたところ、
ネタバレは著作権侵害行為であり法的措置も辞さないというメールだったと、メールの内容を困惑気味に話している。

「AMCは、ウォーキング・デッドに関わる全ての権利は有しており、未放送分のストリーの内容は例え、予想としても書き込んではならない」と言ってきたと、The Spoiling Dead Fansは述べている。
AMCはまた、ウォーキング・デッドは著作権法で保護されており、未放送のストーリーを書き込む行為は、
ウォーキング・デッドに関わる営業上の秘密を不当に他人に洩らすことに該当し、関連法規に違反する行為になるとしている。

その上でAMCは、過去の判例として「Twin Peaks Productions vs. Publications International」を指摘した上で、
こうした行為は裁判所においても既に、著作権侵害行為だと認められていると主張している。
AMCが過去の判例として持ち出したTwin Peaks Productions vs. Publications Internationalの裁判では、
今回のThe Spoiling Dead Fansとほぼ同じケースが争点となり、裁判所は、未放送分のエピソードの内容を暴露することは評論の行為を逸脱した行為であり、著作権侵害に該当すると認定していた。

The Spoiling Dead Fansでは、制作会社からこうした警告のメールが来たことについて、
「弁護士とも相談した結果、TSDFでは、未放送分のエピソードについては予測を含めて如何なる事柄も書き込まないことにした」とまとめている。

http://business.newsln.jp/news/201606151610120000.html