＜安田さん不明＞「英語話す外国人いると聞いた」解放の記者
【マドリードで賀有勇】内戦下のシリアで国際テロ組織アルカイダ系武装勢力「ヌスラ戦線」に約１０カ月間拘束され５月に解放された
スペイン人ジャーナリスト、アンヘル・サストレさん（３６）が毎日新聞のインタビューに応じた。
一時期、同じ場所に拘束中と報じられ、消息を絶って今月２３日で１年になる日本人ジャーナリスト、安田純平さん（４２）に関し
「英語とアラビア語を話す外国人１人が一緒に捕まっていると拘束者から聞いた。自分は見ておらず安田さんか不明だ」と語った。
サストレさんは拘束者らに「金が目的」「（過激派組織）『イスラム国』（ＩＳ）に売り払う」と脅され、
活動資金のため人質にされたと痛感。生命の危機を感じ続け、心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）の治療が必要になったという。
マドリードで１６日に取材に応じたサストレさんによると、２０１５年７月１１日、スペイン人ジャーナリスト２人とトルコからシリア北部に内戦取材のため入った。
２日後、北部アレッポで覆面の武装集団に拉致され「金が目的だ」と言われた。
約３カ月後、３人は別の武装集団に引き渡された。監禁先は５回変わった。１２〜１５平方メートルの部屋で、鉄製の戸と鉄格子付きの窓、監視カメラがあった。
食事はジャガイモや羊肉。数カ月後にはテレビも置かれた。だが、外に出られたのはトイレの時だけだった。
男らはいらついた様子で「ＩＳに売り飛ばす」と度々脅した。サストレさんは「恐怖が頭にこびりついた」という。
一方、計４回、新聞を手に名前を言わされ、ビデオで撮影された。解放交渉で生存確認に使われていると希望も感じた。
今年５月初旬、突然新品の靴を渡された。監禁先の変更時はサンダル履きで移動したので「自由は間近」と直感。
同月７日に解放され８日にスペインに帰国し関係者から「拘束したのは国際テロ組織アルカイダ系のヌスラ戦線」と聞いた。
スペイン政府が身代金約３７０万ドル（約４億円）を支払ったとの報道があるがサストレさんは「知らない」。
紛争地取材にはスペインでも「自己責任」批判があるが、「我々の任務は、人々の苦しみを伝えること。評価は自由にしてほしい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000054-mai-m_est
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なにがだめだったのか
かぎかっこ「 」
>>3
鍵かっこ+句点じゃなかったっけ