「浦和うなこちゃん」復活…盗まれ新たに寄贈
帰ってきたうなこちゃんの石像をなで、笑顔を見せる大森会長代行（３０日午前、さいたま市南区で）＝岡本遼太郎撮影
さいたま市南区の別所沼公園で昨年１１月、何者かに持ち去られた「浦和うなこちゃん」の石像（高さ約３０センチ、
重さ約１８キロ）が土用の丑うしの日の３０日、復活した。市内のうなぎ専門店でつくる「浦和のうなぎを育てる会」が
新たに寄贈した石像を、市が設置した。
うなこちゃんは「浦和のうなぎ」をＰＲしようと、漫画家のやなせたかしさんがデザイン。
同会が石像２０体を制作し、同公園や会員の店舗に設置した。持ち去られた別所沼公園の石像については、
浦和署が窃盗事件として捜査しているが、有力な手がかりは得られていない。
３０日に開かれた式典では、同会の大森好晴会長代行（７４）が、集まった約５０人の市民に新しい石像をお披露目。
大森さんは「やっと戻ってきてくれて安心した」と感慨深げだった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160730-OYT1T50052.html?from=ytop_main9