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毎日新聞「多数決の結果だけで決めるのって正しいのか、みんなにとって理想的な民主主義って何だろう」 [429029669]

2 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (ワッチョイ dbef-drRm):2016/09/17(土) 07:28:55.32 ID:x4VttbBM0?2BP(1000)

<安保関連法成立1年 みんしゅしゅぎって> (上)多数決って正しいの?

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201609/images/PK2016091602100073_size0.jpg
「国民が、政治家たちを凌駕する眼力を持たなくてはいけない」と話すかこさとしさん=藤沢市で

 広場を巡って、野球をしたい子どもたちと、ほかの遊びをしたい子どもたちが「投票」で広場の使い方を決める。
当初は人数の多い野球の子どもたちが多数派を占める。
次の投票では、最初の結果に不満を抱く子どもたちがグループをまたぐ連立で多数決を手にし、今度は野球の子どもたちとけんかになる。
 多数決の結果だけで決めるのって正しいのか、みんなにとって理想的な民主主義って何だろう−。
 藤沢市在住の絵本作家、かこさとしさん(90)が一九八三(昭和五十八)年に記した絵本「こどものとうひょう おとなのせんきょ」のストーリーだ。
民主主義のあり方を問う絵本の原点は戦中にまでさかのぼり、安全保障関連法に揺れる今にもつながっている。
 日中戦争から太平洋戦争へと向かう中学二年生のころ。進路を決める時、先生から「お国のためになることを考えろ」と活を入れられ、航空士官を目指した。
視力が悪く断念したが、高校卒業後は「技術で社会貢献を」との思いもあり、東京帝国大(現東京大)工学部に入学。
だが入学した一九四五年に広島、長崎に相次いで原爆が落とされ、十九歳で終戦を迎えた。
 「大人たちのぶざまな姿は忘れられません」。社会全体で戦争に向かう道を歩んでいたはずなのに誰も責任を取らない。
それどころか「もともと戦争には反対だった」と言い出す始末。「一人一人がちゃんとした考えを持たなくてはならない」。その思いは、絵本にもにじみ出ている。
 「みんしゅしゅぎは、いい ことを みんなできめるんだよな」「ひとりでも いいかんがえなら、みんなで だいじにするのが、みんしゅしゅぎの いい ところだろ」
 子どもたちは話し合った末、最初は相手にしていなかった一人の意見を採り入れて、広場の使い方を決める「いいん」を選ぶことにした。
譲り合って交代で広場を使うと、みんなが納得できることが分かった。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201609/CK2016091602000163.html

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