日本がここから復活するにはどうすればいいのか。また東京を焼け野原にして一からやり直せばなんとかなるか? [276156512]

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http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20161014/CK2016101402000032.html
富山大空襲惨劇語る　富大研究者・中山さん講義

富山大空襲を体験した空襲史研究者の中山伊佐男さん（８７）＝東京都＝が十三日、富山市の富山大五福キャンパスで講義した。
空襲で母親と妹を亡くした中山さん。市街地の焼失率が９９・５％に達した空襲の惨劇を約百七十人の学生に語り、「二度とそういう時代は来てほしくない」とメッセージを送った。
中山さんは十五歳の時に東京大空襲を逃れ、母親の出身地だった富山市に疎開。そこで二回目の大空襲に見舞われ、母親と幼い妹を亡くした。東京で高校教諭として働いていたころに、
空襲に関する米軍資料の存在を知り、仕事の傍ら研究を始めた。以来、三十年以上にわたって国内の空襲について調べている
講義では、富山大空襲に至った経緯や被害状況などを資料を使って解説。「市街地は燃え上がった炎が高さ六百メートル近くに達し、呉羽山よりも高かった。
それほどひどくやられた」などと惨状を伝えた。約三千人が「殺された」被害については、「寝込みを襲われたのも一つの要因だった」と指摘。焼夷（しょうい）弾の実物を見せながら、構造やらせん状に落ちる特徴なども説明した。
中山さんは「今回は被害側の話だけだったが、日本は重慶などへ行った。加害側の話も合わせて考えないといけない」とも語った。講義は、全十五回から成る総合科目で、
毎回、地域社会で活躍する人を外部から招いている。中山さんは毎年登壇しており、今回で六回目。　（山中正義）