韓国「スポーツ推薦入試は不正の温床の土人制度だったわ。見直します」

国政介入：韓国政府、スポーツ推薦入学者が多い大学を実態調査へ

　崔順実（チェ・スンシル）被告の娘のチョン・ユラ氏が梨花女子大学に不正に入学していた問題を受け、
韓国教育部（省に相当、以下同じ）は高校や大学のスポーツ推薦入試制度の見直しを行うことを決めた。
李俊植（イ・ジュンシク）社会副首相兼教育部長官は5日「崔順実国政壟断（ろうだん、利益を独占すること）疑惑国政調査特別委員会」に出席し、
その席で「制度の見直しに向け、文化体育観光部や特別市・広域市・道の教育庁などと協議を行っている」とした上で、
上記について明らかにした。

　教育部は韓国大学教育協議会と共同で、全国の各大学におけるスポーツ推薦入試の実態や
関連する学則、規定、募集要項などについて調査を行っているが、調査で不適切なケースがあった場合は、その大学に直接出向いて改善を促すことにした。
教育部の関係者は「体育特技生（スポーツ推薦での入学者）が特に多い10以上の大学についてはその実態を特別に調べ、
その調査結果に基づいて学生管理のマニュアルを作成する予定だ」と明らかにした。
この関係者はさらに「スポーツ推薦入学の不正根絶に向けた対策を来年2月までに取りまとめたい」とも述べた。
さらに教育部は来年2月までに各地の教育庁に文書を送付し、
その中で「スポーツ選手の学習権の保障」や「出席状況の管理強化」なども同時に指示することにしている。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2016120600978