安倍ちゃん「一億総動員、一億総活躍社会だ」 ←残りの人口はなにするの？ [533895477]

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政府経済見通しを閣議決定、17年度の実質成長率1.5％

政府は20日の閣議で、2017年度の国内総生産（ＧＤＰ）成長率を物価変動の影響を除いた実質で前年度比1.5％、生活実感に近い名目で2.5％とする経済見通しを決定した。雇用・所得環境の改善や世界経済の回復で民需を中心とした景気回復が見込まれている。
実質ＧＤＰの内訳では個人消費は雇用・所得環境の改善により、支出に回る金額が増え前年度比0.8％増とした。企業の設備投資は世界経済の回復で生産が増え、企業利益の増加が込めることから前年度比3.4％増と大きな伸びを見込む。
世界的な生産回復で輸出は増えるが、原油価格の上昇などを背景に輸入も増えるため外需の寄与度は0.1％と前年度（0.3％）よりも縮む見通し。
17年度の消費者物価指数（ＣＰＩ）の上昇率は生鮮食品を含む総合で1.1％を見込む。総合的な物価の動きを示すＧＤＰデフレーターは0.9％の上昇を予測した。ＣＰＩは前年度の0.0％（実績見込み）から上昇するものの、日銀の安定目標の２％には届かない。

政府は17年度の経済財政運営の基本的態度として、「『経済再生なくして財政健全化なし』を基本とし、名目ＧＤＰ600兆円経済の実現と2020年度の財政健全化目標の達成の双方の実現を目指す」と明記。
引き続き経済成長と財政健全化の両立を目指す方針を掲げた。名目ＧＤＰ600兆円の実現に向けては「地方創生、国土強靱化、女性の活躍も含め、あらゆる政策を総動員する」とし一億総活躍社会の実現に注力する方針を示した。
日銀に対しては、「経済・物価情勢を踏まえつつ、２％の物価安定目標を実現することを期待する」と物価目標の実現を求め、前年度と同様の表現を踏襲した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL19HRI_Z10C17A1000000/