大分市営プールで天井の一部がまた落下し当面休館…再開時期は未定 [771738842]

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大分市教育委員会は２３日、市営温水プール（同市西浜）の天井の一部
（縦約１８０センチ、横約９０センチ）が落下したと発表した。

営業時間外に落ちたとみられ、けが人はない。

湿気による天井の腐食と経年劣化が原因とみられるが、２０１６年４月の
熊本地震後の目視点検では異常はなかった。
同プールは当面休館で、再開時期は未定。
２年前にも同様の事故が発生していた。

市教委によると、２２日午前８時半ごろ、プールを運営する指定管理団体の
男性職員が、２５メートルプールと幼児用プールの間の通路に落ちていた
天井材を発見。

午前１０時から通常営業を始めたが、他の天井部分が落ちる恐れを考え、
午後６時半ごろ臨時休館とした。
２１日午後１１時ごろに警備員が見回りした際は異常なかった。
天井は高さ８メートルあり、１９９５年の開館から張り替えてないという。

同プールは１５年４月にも、幼児用プール上の天井の一部（石こうボード、
縦約９メートル、横約４メートル）が落下。
同１１月に幼児用プール上の天井は全て張り替えたが、ケイ酸カルシウム板
を使っている２５メートルプール上の天井は「落下の危険性はない」として、
改修しなかった。

同プールは一日約２００人が利用。市教委スポーツ・健康教育課は
「同じ事故が起こり大変申し訳ない。対応策や再発防止策を早急に検討する」
としている。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/303382