福島県警の男性巡査部長（３９）が８３万円横領し書類送検…男性巡査長（２８）も飲酒運転で処分 [771738842]

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県警は３日、業務上横領の疑いでいわき中央署の男性巡査部長（３９）、酒気帯び運転の疑いで
いわき東署の男性巡査長（２８）を書類送検した。
県警は同日、巡査部長を停職３月、巡査長を同６月の懲戒処分とした。２人は同日付で依願退職した。

巡査部長の送検容疑は、いわき中央署常磐分庁舎に勤務していた２０１５（平成２７）年１０月から
１６年１月ごろ、常磐防犯協会の幹部から預かり管理していた同協会の運営資金約３４万円を横領
した疑い。

１４年９月ごろから着服を繰り返し、横領額は計約８８万円とみられるという。
巡査部長は金を返還しながら横領を繰り返していたとみられ、１７年１月の署内異動後に発覚した。
金は「パチスロに使った」と供述しているという。

県警によると、同協会が本来は幹部が担う資金管理を巡査部長に任せていた事情などを考慮し、
告訴などはしなかったという。
県警は巡査部長の当時の上司に当たる同分庁舎所長２人を所属長注意、同署生活安全課長２人
を所属長口頭注意処分とした。

男性巡査長の送検容疑は、２月１０日午前７時５５分ごろ、いわき市小名浜岡小名の県道で乗用車
を酒気帯び運転した疑い。
９日午後６時ごろから同１１時ごろまで同市の居酒屋などビールなどを飲んだという。

出勤後に簡易検査器でアルコールが検出され、改めて検知したところ、酒気帯び状態だった
ことが判明した。
簡易検査器は、福島署の交通１課長が昨年１１月に酒気帯び運転の疑いで逮捕されたことを受け
て各署に配備された。

巡査長は酒気帯び状態を自覚し乗用車を運転したことを認め「寝坊して遅刻すると思った」と話し
ているという。

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