現行法の範囲内で現実的な少子化の解決法ってないの？一カ所に若者集めたらいい？ [533895477]

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１４７年の歴史に幕　京都の２小学校が閉校

児童数の減少などで４月からの統合が決まっている京都市立の醒泉（せいせん）小学校と淳風（じゅんぷう）小学校（いずれも下京区）で２４日、閉校式が開かれ、在校生や卒業生らが母校に別れを告げた。
ともに学制発布前の明治２（１８６９）年に創設され、１４７年の歴史を持つ伝統校。「番組」という自治組織の町衆によってつくられた「番組小学校」のうち、同区で最後の２校だった。
淳風小は少子化の影響から現在の児童数は１１３人。各学年が１学級という状況が平成３年以降続いていたという。さらに校舎の耐震化工事が学校機能を維持したまま行えないという問題も抱えていた。

一方、醒泉小は児童数２１９人。少子化の影響で将来的には統合を検討しなければならないとの危機感があったという。こうした状況から淳風小が醒泉小に統合を提案し、２６年以降、協議を重ねるなどしていた。
統合後は「下京雅（みやび）小学校」となり、４月から元格致（かくち）小（同区）を改修・増築した仮校舎で開校。最終的には、醒泉小に新校舎が完成する３２年４月に移転を予定している。
醒泉小の閉校式では児童代表の５年、板原瞳さん（１１）と上野明日香さん（１１）が「タイル張りの階段やアーチ型の天井、友人たちとの思い出、ひとつひとつがかけがえのない宝物です」と言葉を述べ、全員で校歌を合唱した。
閉校式であいさつした、卒業生で地元醒泉自治連合会会長の渡辺寛さん（６３）は「思い出の詰まっている学校が閉校するのはやはり寂しい。友人たちと学校の石炭ストーブで弁当を温めたのがなつかしい思い出」と話していた。
http://www.sankei.com/west/news/170325/wst1703250043-n1.html