スマホを持っていなかったばかりに同級生とSNSで繋がれず中学生が自殺　でも偉い人はいじめがあったとは断定できないって [389326466]

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今から３年前、県立高校に通っていた１年生の男子生徒が自殺した問題で、県が設置した調査委員会は
「自殺の要因としていじめが存在したと認定することはできない」と結論付けた。

一方、生徒の遺族は会見を行い、学校への不信感を露わにした。
この問題は２０１４年８月、県立高校に通っていた男子生徒が自宅で首を吊り自殺したもの。
県の「いじめ調査委員会」は、独自に生徒へのアンケートや教職員などへの聞き取り調査を実施。
１年３か月に渡る調査結果をまとめ、県に報告した。
委員会は「いじめがあったとは断定できないため自殺の要因としていじめが存在したと認定することはできない」と結論付けた。

いじめ調査委員会の大坪治彦委員長は「いじめがあったと断定するに足りるだけの情報を、私達は最終的に得ることはできなかった。」と述べた。
また、鴨志田祐美委員は「真実を知りたいという遺族の思いに応えられることができなかったのは忸怩たる思い。」と話し、悔しさをにじませた。
一方で委員会は、学校の対応を強く批判した。
学校は生徒が自殺した直後に教職員への聞き取り調査をしたが、いじめの可能性を前提としては行っていなかった。
また、生徒にアンケート調査が行われたのは自殺から半年後のことだった。
さらに、生徒は自殺する直前、夏の課外授業を３日間欠席していた。
しかし、学校は保護者に連絡せず、県教委への報告書にも記載していなかった。
遺族が欠席の事実を知ったのは息子が自殺したあと、警察から知らされた。
委員会は「遺族の心情に寄り添う気持ちや配慮に欠ける部分がある」と批判した。
男子生徒の母親は「欠席の事実を知らせてほしかった。彼がどんな気持ちで家の中でひとりで過ごしたたんだろうか」と話した。
一方、委員会はいじめの有無にかかわらず生徒の自殺を防ぐための手立てを提言した。

スマートフォンを持っていなかった男子生徒がＳＮＳでつながった同級生の輪に入れず、疎外感を持っていた可能性を挙げ、
学校に対し「スマートフォンを持っていない生徒への配慮や支援が必要だ」と指摘した。
また教師に対し「生徒のＳＯＳに気付く力を向上させること」や「生徒がＳＯＳを発信しやすい学校や社会作りを促進すべき」とした。
3/31 18:19 KYT鹿児島読売テレビ
http://www.news24.jp/nnn/news8728886.html

スマホを持っていなかったばかりに同級生とSNSで繋がれず中学生が自殺 でも偉い人はいじめがあったとは断定できないって [389326466]

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