バブルを再現したブーム　電通若者研究部の奈木れい研究員（２８） [566475398]

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１９８０年代後半から９０年代前半のバブル時代の文化を再現した「バブルブーム」が、静岡県内でも起きている。

３月には当時の雰囲気を再現した「静岡ゴールデン横丁」が静岡市にオープン。
音楽クラブでも８０年代のディスコを復活させたイベントが人気だ。
ブームの中心はバブル時代を知らない若者で、自由や華やかさへの憧れがあるようだ。

ＪＲ静岡駅西側の横丁のテーマは、「昭和の香りが残る平成元年の町」。
この年は、日経平均株価（２２５種）が３万８９００円台の史上最高値をつけた、バブルの絶頂期だ。
横丁には飲食店７店が並び、週末は約１０００人の客でにぎわう。客の約４割は２０～３０歳代の女性だ。

一方、浜松市のクラブ「プラネットカフェ」（中区元城町）では、当時のディスコを再現した
イベントを月数回、開催している。ステージでは８０年代に流行した「ボーイズ・タウン・ギャング」
などの曲にあわせて、約１００人が体を揺らす。
店内には、時間とお金に余裕が出てきた中高年だけでなく、若い女性の姿も目立つ。
２０歳代の会社員女性は「私たちの世代は常に周囲の目を気にしていて、ハデに騒いだ経験が少ない。
４０歳代より上の世代は好きなメイクをして自由に踊って、そういう姿はかっこいい」と話す。

バブル崩壊後、景気の低迷が長引くなかで育った若者は、
欲のない「さとり世代」と呼ばれることもある。だが、
同店の白鳥親ちかし店長（３８）は「バブル期には社会全体を盛り上げる熱気があり、
当時の雰囲気にあこがれる若者が増えているのでは」と分析する。

一方、若者の流行に詳しい電通若者研究部の奈木れい研究員（２８）は、
「面白いコンテンツが全て携帯とスマートフォンの中にある今の若者にとって、
バブル期の『リアルな文化』は全て新鮮。華やかな時代を知る親から聞いているのだと思う」と話す。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170526-OYT1T50037.html?from=ytop_main7
http://www.career.dentsu.jp/recruit/2018/images/people/details/22/main1.jpg

バブルを再現したブーム 電通若者研究部の奈木れい研究員（２８） [566475398]

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