嫌儲にもビットコイン長者いるんだろ？出て来いよ。200万が1億になった今の気持ちを聞かせてくれ [317740771]

ビットコイン狂騒曲（３）息を潜める「にわか長者」

　「ブロックチェーン（分散型台帳）は世界を変えるのか。自分も試してみたい」。
個人事務所を営む47歳の男性が昨年７月、仮想通貨に手を出したのは
金融技術への好奇心からだった。手始めに仮想通貨「ＮＥＭ」に投資。
サーバーを借り、コンピューターで高度な計算をこなして取引を承認・記録する「マイニング（採掘）」も始めた。

立野さんにはマウントゴックス事件で100万円の損失を出した経験も

　折しも仮想通貨ブームで価格は急騰した。投資した200万円分はあれよあれよという間に１億円を超えた。
ただ「金もうけは自分の目的ではない」。売らずに持ち続け、今まで通り木造アパートに住み続けている。

　仮想通貨の時価総額は年初から一時約10倍に膨らみ、保有時価が１億円を突破する「にわか長者」が
多数誕生した。多くは資産の膨張に戸惑い、じっと息を潜めている。８月にビットコイン取引を巡る
殺人事件が発覚したこともあり、42歳の女性は「夫にしかビットコインへの投資を明かしていない」という。

　立野新治（34）は資産の２割までしか仮想通貨にお金を投じないよう決めている。
2014年のマウントゴックス事件では取引所に預けていた約100万円分を丸ごと失った。
価格急落時に信用取引で入金した全額を失った経験もある。「いつ価値がゼロになっても仕方ない」。
そう割り切って投資している。

　高騰する相場は新たな個人も引き寄せる。32歳の女性会社員は６月、これまで手掛けてきた株や
外国為替証拠金（ＦＸ）取引を一切やめて、仮想通貨に300万円を投じた。
「値動きが激しいのが魅力」といい、信用取引を駆使して２カ月余りで500万円近い利益を上げた。
(ソースに続く)

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21345870R20C17A9EA1000/