【平昌五輪】　韓国選手団、大混乱！「南北文化公演」を中止した北朝鮮、明日明後日の「南北合同練習」に関する連絡も一切なく予定立たず [621794405]

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馬息嶺での合同練習どうなる…北から連絡なく韓国選手団混乱
31日から予定の南北合同練習、北朝鮮から航空便や日程の最終連絡なし
北朝鮮メディアは韓国を批判

　韓国政府は30日、平昌冬季五輪に向けて北朝鮮の馬息嶺スキー場で31日－2月1日に予定されている南北合同練習について、
予定通り実施すると明らかにした。
北朝鮮は来月4日に予定されていた金剛山での南北合同文化行事を29日夜になって「中止する」と一方的に通告してきたが、
韓国政府は馬息嶺での合同練習を予定通り実施するというわけだ。
しかし北朝鮮側は、合同練習の前日の30日午後になっても韓国側スキー選手団の空路での訪朝について、
最終的な回答を送ってきていないことが分かった。

　このため韓国の選手団や取材陣はスケジュールの詳細を確定できず、混乱が生じている。
今後、北朝鮮の芸術団の韓国（ソウル・江陵）での公演や北朝鮮テコンドー演武団の公演などの行事に関しても、
北朝鮮が態度を変化させれば日程変更や中止があり得るとの懸念が高まっている。

　韓国政府は30日、北朝鮮が金剛山での行事の中止を一方的に通告してきたことについて、遺憾を表明した。
韓国統一部（省に相当）の当局者は「北朝鮮側に『やっとのことで南北関係改善の第一歩を踏み出した状況で、
南北双方が相互理解と尊重の精神に基づいて合意事項を必ず履行しなければならない』と通知した」と説明した。
韓国大統領府（青瓦台）は、北朝鮮の一方的な通告に困惑しながらも、
他の日程への影響については「ひとまず様子を見る」と述べるにとどめた。

　韓国政府は31日からの合同練習は予定通り進める方針を固め、選手団を含む訪朝団も30日夜に空港のある江原道襄陽に移動した。
北朝鮮は金剛山での行事の中止については通告したものの、馬息嶺スキー場での合同練習については一切言及しなかった。
その後も北朝鮮は合同練習について、韓国側に正式な回答を送っていない。

　仮に馬息嶺での合同練習が予定通り行われるのであれば、韓国選手団は31日午前10時ごろチャーター機で襄陽空港を出発し、
北朝鮮・元山の葛麻飛行場に到着する。飛行場からはバスでスキー場に移動して練習を実施し、
翌日に再びチャーター機で帰国する予定だ。帰国のチャーター機には、平昌五輪に出場する北朝鮮のスキー選手らも同乗するという。

　北朝鮮の宣伝メディア「わが民族同士」はこの日、北朝鮮の平昌五輪参加について
「韓国の保守勢力とメディアが南南葛藤（韓国国内の対立）を助長する」として
「（韓国政府は）まずは国内の取り締まりから徹底的にやるべき」と韓国を批判した。

キム・ミョンソン記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/01/30/2018013002988.html

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