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平成生まれで初の直木賞作家・朝井リョウ(28)が結婚。結婚式アンチのため式は挙げず。平成生まれが普通に結婚する時代なのに… [711847287]
- 1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です:2018/02/10(土) 21:58:32.85 ID:GBnnXDIi●.net ?2BP(2001)
- http://img.5ch.net/ico/hyou.gif
朝井:配偶者は私のような人間なんですよ。
私と同じレベル、もしくは私よりも結婚式をしたくない人なんです。まず2人で「なんで私たちはこんなにも結婚式をしたくないのか」、話したんですよ。
高橋:そうなんだ! 普通さ、女子って「結婚式したい!」ってなるじゃん。
朝井:まぁでも「普通」って言葉は凶器だから気をつけて。一人ひとり考え方は別々だから。
朝井:自分で必要じゃないと思ったことをするのが苦手な2人なんですよ。
結婚式あげるってなったら、多分アルバイトの――普段家でカップラーメン食べてるような――神父の前で愛を誓うとか、その文化じゃないのに賛美歌を歌うとか、ファーストバイトとか、あるじゃないですか。
そういうのが私たちに必要か、しらみつぶしに考えていったんですよ。
その結果、親族で会ってごはんを食べにいくのは必要だからしよう、それ以外で必要ないあらゆること、
つまり「結婚式のようなもの」はいらないという話になったんです。
その過程でいろいろ言葉を交わしてわかっていったことがあって。
ファーストバイトも「なんでこんなに嫌なんだろう?」って今まで思ってたんですけど、あれって「男の人が稼いできたお金で、女の人が料理を作って食べさせる」って意味が奥にあるんですよね。
僕らは共働きだし、私は料理を作ってほしくて彼女と結婚したわけではない。
その行為をすることによって、その思想を自分たちが背負ってると思われるのも嫌だった。
すごく細かいことを言うと、結婚式で新郎から挨拶するのも嫌なんですよ。
平等なはずなのに、なんでいつも男からなんだろう? って。両親の扱いも新郎側優先だったりするじゃないですか。
それぞれの人生を豊かにするために
結婚すると入籍前から聞いていたものの、未だに「朝井さんの結婚生活が想像できない」と話す高橋さん。
今の配偶者と結婚に踏み切るまでの思考の過程も、「いつか小説にすると思いますが」と断りながら語りました。
朝井:誰かと一緒に生きることは逆説的に自分の人生の主語を自分にすることだなと思ったんですよ。夫婦とか関係なく、人と人の関係全部に言えることですが。
例えばアイドルに例えると、AKB48の総選挙で誰かを応援する時、「あの子のために」「ファンのみなさんのために」と自分の考えや人生を誰かに預けてしまうと、その関係は不健康になるんじゃないかと。
「誰かのために」を続けていくと、いつか「あなたのためにこれだけ応援した“のに”」が出てきてしまうと思うんですよ。
「こんなに頑張って応援してきた“のに”」「こんなに我慢してアイドルやってきた“のに”」。
それは夫婦や親子でも同じだと思っていて。女性が男性の“ために”料理を毎日作っていたとしたら、やがて「あなたのためにこんなに家事してきた“のに”」という気持ちが出てきてしまうと思うんですよ。
男性は「俺はお前のために働いて稼いでる“のに”」とかね。
そういう時に、自分の行動の主語を自分にすることが大切じゃないかなって。
「あなたを大切に思っていることを表すために、料理を作った」になると、もし何か裏切られることがあっても、自分の気持ちでやったこと“だから”そこで気持ちがねじれない。
「自分の人生の主語は自分である」。私がことさら言わなくても、配偶者はそれを感覚的にわかっている人だったんですよね。
だから、僕らの中では「今の時代をお互いに健康的に生き抜くために手を組んだ」って感じなんですよ。
もちろんお互い好きで大切で結婚しました! ってところもあるんですけど「この世界で共闘する仲間を見つけた」というか。
言葉にすると離婚理由みたいですね。「2人それぞれの人生を豊かにするために」って言葉の後には「別れました」って続きそうじゃないですか(笑)。
でも私たちの場合は、2人の、それぞれの人生を、より豊かにするために、結婚したんです。
https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/ryoasai-marry
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