介護の現場がセクハラと暴行でヤバい→上司「お前が悪い」 [653853371]

或阿呆

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職員へのセクハラや暴力が深刻　上司に訴えても「あんたが悪い」
2018年6月2日

介護職員が利用者や家族から受けるセクハラや暴力の被害が深刻だ。
東京都内の有料老人ホームで働く介護福祉士の３０代女性は取材に被害体験を語り「上司に相談しても対応してもらえない」と訴えた。
現場からは２人で介助できる体制の整備を求める声が上がっている。

　女性が最初に被害に遭ったのは、学生時代にアルバイトしていたグループホーム。
施設の扉を開けようとすると、いきなり背後から認知症の６０代男性に抱きつかれた。
無言で見つめられ、女性は身動きできなかった。

ベテランの女性職員は、慌てて男性を制止した後、険しい顔で女性に告げた。
「利用者に隙（すき）を見せたあんたが悪い」。
まさか自分が怒られると想像していなかったが「すみません」と頭を下げた。

就職した老人ホームでもセクハラを受けた。元会社経営者という８０代男性は介助の度に性的な関係を求めてきた。
拒否すると「俺は客だぞ」と開き直る。
上司に相談しても「お客様だから我慢して」「年寄りだから気にしなければいい」と取り合ってくれなかった。
　暴力も頻繁に受けた。認知症の６０代男性をお風呂に入れようとしたら、突然殴られて壁にぶつかった。
以降、この男性が怖くなり、近付かないようにした。
女性の入所者に爪で引っかかれることもよくあり、腕に傷が絶えない。
言葉のかけ方を工夫したり、腕にタオルを巻いたりして対応しているという。
（中略）
似た経験は、多くの介護職にある。
福祉職員の労働組合「日本介護クラフトユニオン」が４月にまとめた組合員アンケートでは、２９％が利用者や家族からセクハラを受けていた。
上司や同僚に相談した人の４７％は状況が「変わらなかった」という。
（後略）
https://mainichi.jp/articles/20180602/mog/00m/040/002000c