乙武洋匡が日本の闇を暴露。「普通の存在である障害者をまともにドラマに出さない。自分はトレンディドラマを降板させられましたよ？」 [173888498]

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乙武氏もドラマ出演を断られた…障害者の芸能活動を阻む日本の”壁”に挑むプロダクション
https://abematimes.com/posts/5639250

乙武洋匡
「日本はやっぱり需要が少ないんですよ。
何故少ないのかというと、障害をテーマにした作品じゃないと障害者が出る機会ってほぼ無いんですよ。
例えばアメリカの人気ドラマでグリーというハイスクールドラマがあるんですが、
あれとか普通に登場人物の中に、ダウン症の女の子が出てきて、
だからと言って、障害がテーマのドラマでは無くって、
普通にコアの登場人物の中にそういう子がいて、友達とご飯食べておしゃべりして遊びに行って恋をしてという方なんです。
そこにとくに意味は無いんです。

そういうのがすごくステキだなと思っていて、これ…もう、時効だから言っちゃおうと思うんですが、
私15年ぐらい前にある民法キー局さんで、トレンディドラマに出ることがほぼ内定していたんです。
ところが、そのドラマの主役で出る俳優さんがその局と脚本家の方に掛け合って「やめてくれ」と、
というのはその何年か前に障害をテーマとした作品にお出になっていたので、
「もう障害の作品は良いじゃないか」という事をおっしゃったそうなんですよ。

でも、僕が出る作品は僕は主役でも無いし、男性で言う２番手３番手ぐらいの役だったんで
さっき言ったグリーの様な出方だったので、局側としては「いやいや、障害をテーマとした作品じゃないんですよ」
って説得して下さったんですけど、結局やはりダメになってしまったんです。

っていう風に障害者がメインの５人ぐらいの中に出てくる、もっと言えば「エキストラ」で出たって、
そこに「意味」が出てきちゃうんですよ日本の場合って。
もう主役とかをある意味食っちゃうというか。
「なんで、ここに障害者を出すんだ？」、つまり障害者が出ることに違和感を覚える。

この辺りを変えていかないとなかなか需要というのは生まれていかないし、
障害作品というものでしかお呼びが掛からなくなってしまいますよ。」
https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p870