フェミニストって男女平等を目指してたはずなのに、いつの間にか気に入らない同性を名誉男性に認定して叩くだけの害獣に成り下がったよね [314039747]

http://img.2ch.net/ico/nida.gif
今の日本では女性が「名誉男性」を演じるメリットがほとんどない - Avaloncity Central Park
https://blog.goo.ne.jp/akechi_shion/e/cb383b3f23999c974c0657835d0a1028
《男性誌「週刊SPA！」（扶桑社）が昨年12月25日号で、女子大生を大学別にランク付けした「ヤレる女子大学生RANKING」などと題する性的な記事を掲載した問題で、
記事撤回や謝罪を求めるネット署名活動を始めた国際基督教大（ICU）4年の山本和奈かずなさん（21）らが14日、東京都港区の扶桑社を訪れ、同誌編集部に記事掲載の経緯などを尋ねた》

　そう、今の日本人女性（や在日外国人女性）は、一般人でもフェミニストが増えている。たとえ、フェミニストの自認・自称がなくても、心情的・実質的にフェミニストの女性が増えている。
もちろん、これはインターネットの普及によって、「普通の人」が他の「普通の人」たちの意見や価値観を知る機会が増えた事により、そのような印象が強まったからだとも言える。
　現在の日本で、若い女性のフェミニストが増えた理由は色々とある。例えば、前世紀までにはあった「男性」に対する幻想が打ち砕かれ、異性や異性愛に対する期待が持てなくなったから、
「男に依存するのはハイリスク・ローリターン（下手すりゃノーリターン）だから、他の女性たちと仲良くした方が得策だ」と思う女性が増えただろう。
　世間では色々と「若者の○○離れ」という表現が出回っているが、今の日本は「女性の男性離れ」が深刻化している。バブル期に青春を謳歌していた世代の女性たちには、
男性に対して大なり小なり「期待」があったようだが、今時の若い女性たちには（ある程度「世間」を知ってしまったからには）そのような余裕はない。
以前の記事にもあるように、女性にとっての異性愛市場には「残り物には福など全くない」のである。

（今時「婚活」をしている女性は多分、女社会で微妙な立ち位置にある人が少なくないだろう）

　ズバリ、現在の日本では、女性が「名誉男性」を演じるメリットはほとんどない。少なくとも、昔に比べてメリットが減った。そもそも、いわゆる「名誉男性」とは、
女性が異性愛活動（並びに「ヘテロソーシャル」活動）をするための戦略の一つである。しかし、今の日本では、好条件男性はすでに他の女性たちとパートナーシップを結んでおり、
そうではない男性は「女体好きの女嫌い」などの問題児が少なくない。ホモソーシャル・カーストで負け組にある男性は、負け組ルサンチマンゆえに女性蔑視をこじらせているので、
ますます女性に相手にされない。
　今年は１月だけでもジェンダー／セクシュアリティがらみの問題が色々と取り沙汰されている。女性アイドルグループ「NGT48」のメンバーの暴行被害やそれにまつわる様々な問題もそうだが、
あの松本人志がこの件について無礼なコメントをしたのには、ネット上では女性のみならず、男性からも少なからぬ批判がある。そう、良識的な男性ならば、松本氏のような同性を批判して当然だろう。
まさしく「男の風上にも置けない」のが松本人志であり、問題の事件の犯人たちである。
　しかし、世の中には「男の風上にも置けない」人間が少なくない。木嶋佳苗のような女性も確かに「女の風上にも置けない」人物だが、木嶋受刑者はおそらくは、
子供の頃から女社会に居場所を見出だせなかっただろう。

　ネット上のフェミニストたちで「女子校や女社会は男が思うほど陰湿ではない」と主張する人は少なくない。しかし、私はそんな女性たちに対して、同性として色々と疑問を抱く。
女社会の「ドロドロ」を否定する女性は、よっぽど自分自身が恵まれているか、さもなくば嘘つきのいずれかだろう。女子カーストで上位にいる女性は、いわば女社会の「上澄み」であり、
「ドロドロ」した底辺層の女性とは見る世界が違うのだ。
　女子カーストで負け組にある女性は、「男尊女卑」と「女の敵は女」双方の重圧に苦しむ。しかし、勝ち組の女性たちは「敵は男だけ」だと思い込んでいる
（もしくは、そのような演技をしている）人が少なくないのではなかろうか？　自分が学生時代にさえない女子クラスメイトを嘲笑っていた過去を
見事に忘れて「フェミニスト」を演じている人も少なからずいるのではなかろうか？
勝ち組女性は「ガラスの天井」を問題にするが、負け組女性はそれ以前の問題として、同性同士の「ガラスの壁」に悩むのだ。