朝６時ぐらいにピンポン鳴らされると血の気がサーッと引くよな・・・・・・　😨🥶 [858317684]

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https://digital.asahi.com/articles/ASN517FT8N4WOIPE030.html

「血の気が引いた…」被害の焼肉店、出店荒らし急増

　新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で臨時休業や営業時間を短縮する店が増える中、名古屋市内の繁華街を中心に無人の店舗が狙われる「出店荒らし」が急増している。実際に被害にあった店に話を聞いた。

　「血の気が引きました」

　名古屋市中区錦1丁目の焼き肉店の店長、山本香代子さん（68）は当日の様子を振り返る。

　4月17日昼、警察の連絡を受けて店に駆けつけた。店舗出入り口のガラス製の扉の施錠部付近に、直径10センチほどの穴が開いていた。ちょうど手が入るくらいの大きさだった。

　急いで店内に入った。備品が入った棚が開けられていたが、荒らされた様子はなかった。店は前日も通常通り営業し、売上金や釣り銭は持ち帰っていた。盗難の被害はなかったが、やるせない思いが残った。

　「ただでさえ外出自粛で売り上げが減っているのに、踏んだり蹴ったり。現金がとられなかったことが、逆にまた狙われるのではないか不安です。コロナの影響で人通りも少ない。一層気をつけるしかないですね」

　同市内中心部を管轄する中署によると、16日夜から17日未明にかけて、中区錦1丁目の飲食店3軒で出店荒らしの被害が確認された。うち2軒は現金を盗まれていたという。

　管内では、緊急事態宣言が出た4月中旬から、多くの店舗が休業する。同署管内の出店荒らしの被害は19日現在で31件で、前年同期比で約2・5倍にのぼる。4月に入ってからは13件（いずれも暫定値）が起きている。

　管内でビル約10棟を経営する男性は、店舗を侵入盗から守るため、ゴールデンウィーク（GW）期間中はシャッターを下ろして閉鎖しているという。

　愛知県警によると、県内全域でも3月以降、店舗や事務所を狙った侵入盗の被害が増えているという。GW期間中は例年、留守の家や休業中の店舗を狙った侵入盗が増えるが、「外出自粛や休業要請の影響で人通りが少なくなり、地域の目が薄れている」と県警担当者は懸念する。

　県警によると、昨年の県内のGW期間中（4月27日～5月6日）の侵入盗被害は161件で、1日平均にすると約16件だった。昨年1年間の侵入盗被害は3993件で、1日平均では約11件。2018年もGW期間中の被害件数は増加していた。

「0円宣言」で対策
　期間中の対策として、中署は、夜間に繁華街を署員がパトロールするという。守山署では、店内に現金や貴重品を置いていないことを知らせる「0円宣言」と書いたちらしを約2700枚作製。商工会を通じて店舗や事業者に配布し、入り口に張り出してもらうなどして注意を呼びかける。

　県警生活安全総務課によると、事務所荒らしや出店荒らしの被害を防ぐためには、出入り口や窓に現金を店内に置いていないことを知らせるちらしをはる▽防犯カメラやセンサーライトをつける▽防犯ガラスや補助錠を活用する――ことが効果的という。

　同課の木村紀夫次長は「休業中の店が増え、出店荒らしなどが多発しないか心配している。休業する店や事務所はまず現金を置かないことを徹底してもらいたい」と話している。

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